福祉でまちづくりを進める
社会福祉法人ヒューマンライツ福祉協会

障害のある方のグループホーム(共同生活援助)について

〇障害のある方のグループホームとは

 地域の中で障害のある方々が暮らす場所のひとつとして「障害者グループホーム」があります。障害者グループホームとは、マンションやアパート、戸建てなど一般の住宅を利用して、地域の中で障害のある方々が少人数で暮らす「住まい」です。

 

・少人数で共同生活

障害者グループホームでは、入居者数は3~9人程度と、一般的なマンションやアパートと同程度の規模です。少人数で共同生活することで、入居者同士のコミュニケーションが活発になり、社会的な孤立を防止することができます。

 

・生活支援員によるサポート

障害者グループホームでは、生活支援員などの専門スタッフが、食事や入浴、排泄などの日常生活のサポートを行います。また、就労や余暇活動の支援なども行い、入居者が自立した生活を送れるようにサポートします。

 

・個室と共同スペースの両方がある

障害者グループホームでは、入居者一人ひとりに個室が用意されています。また、食堂やリビングなどの共同スペースがあり、入居者同士の交流や食事、団らんを楽しむことができます。

 

〇ヒューマンライツ福祉協会は、障害がある方の地域での生活をサポートします!

 

障害のある方が地域での生活に馴染み、自分で選択した生活を自分らしく送っていくには、様々なハードルがあります。そこで、ヒューマンライツ福祉協会では、西成区内に障害者グループホーム6か所 12ユニット(定員60名:ショートステイ2名含む)を運営して、住み慣れた地域の中で、障害のある方の自立と社会参加を支援しています。

 

〇ヒューマンライツ福祉協会 障害者グループホームの特徴

 

① 障害のある方の

     地域で住み続けたいを応援

 

  • 西成区で住みたい、これからもずっと住み続けたい障害のある人に、伴走者として必要な情報を伝え、つながり続けることで地域生活を支えていきます。

 

  • 安心して家族を地域に託すことができるように、18歳からのひとり暮らし体験を行うなど、家族介護に依存しない地域づくりに取り組んでいます。

 

  • 障害のある人の社会参加を促進して、障害のある方々が地域社会に溶け込み、社会の一員として生活ができるように支援しています。

 

② 入居されている方の

     ニーズに応じたきめ細かい支援

 

  • 入居されている方との面談や生活相談を通じて、一人ひとりの状況やニーズを把握します。また、家族や支援機関との連携も図り、より深く入居者の心情などを理解します。

 

  • 入居されている方の希望や意向を尊重し、その人らしい生活を送れるように支援します。例えば、好きなことをする時間や、一人で過ごしたい時間などを尊重しています。

 

  • 障害福祉サービスの経験豊富なスタッフがチームを組んで支援を行います。チームで連携することで、入居者のニーズに応じたきめ細かい支援を実現します。

 

③ 地域の医療機関と

     連携して心身の健康支援を充実

 

  • 入居されている方がご自身の健康状態を把握できるために、当法人が運営しているツルミ診療所にて健康診断をサポートします。健康診断の結果に基づいて、必要な医療機関への受診や、生活習慣の改善などの支援を行います。

 

  • 入居されている方と日頃からコミュニケーションをとり、病気や服薬に関する情報を共有し、お互いに健康管理に気を配れるような環境づくりを行っています。また、精神疾患や身体疾患などの病気や生活上の困難に直面した際に、ご本人が自分で対処するための方法や、周囲の人が本人を支援するための方法を具体的に明記するクライシスプランを作成して、より適切かつ迅速に対応できるようにしています。

 

  • 必要に応じて、入居されている方の通院や入院する際には医療機関と連携して支援を行います。また、西成障害者会館にてリハビリテーションを受けられるようにしています。

 

ご本人のライフスタイルに寄り添い、本人と家族、関係機関、世話人、ヘルパーなど

多職種チームが、日々の暮らしを充実できるようにサポートします。

 

〇サービスの内容

・見守り

・相談対応

・食事提供

・通院同行

・金銭管理

・服薬管理

・就労支援

・掃除(共有部分)

・夜間巡回(夜間人員配置)

・入浴や排泄、食事などの介護

・余暇活動といった社会生活上のサポート

・入居者の就労先や日中活動サービス等との連絡調整 など

 

〇グループホームの空室情報(空室が残り僅かになっています)

 

〇ご入居までの流れ

 ① 入居お問い合わせ

まずは、西成障害者会館(TEL:06-6562-5800)までお問い合わせください。

② 相談・見学

ヒューマンライツ福祉協会の相談員から、グループホームの概要や、入居の流れについて説明をさせていただきます。また、グループホームの見学も可能です。

③ 体験入居( 年間 最大50日 )

ヒューマンライツ福祉協会のグループホームでは、体験入居を実施しています。実際に生活を体験することで、自分に合っているかどうかを判断することができます。

④ 入居

ヒューマンライツ福祉協会のグループホームと契約を交わし、入居となります。

 

〇ヒューマンライツ福祉協会 障害者グループホームでは、

 

障害者グループホームは、入居されている方と家族、相談員等が一緒に過ごす時間を持っていただくため事業所に遠慮することなく居室に滞在できる、また地域や関係機関の方々が気軽に訪問できる雰囲気づくりに取り組み、グループホーム運営の透明性を高めています。

 

障害者グループホームは、障害のある方が安心して自立した生活を送るための大切な福祉サービスです。入居を検討している方は、ぜひ一度ご連絡ください。

 

ご利用に関するお問い合わせ

 

西成障害者会館(担当:居住支援チーム)

〒557-0025 大阪市西成区長橋3-2-27

TEL(06)6562-5800 FAX(06)6562-6677

共同生活援助(グループホーム)