2024年12月5日
日本経済新聞夕刊に今週は「幸福研究者 前野隆司」が取り上げられています。慶応義塾大学大学院で教授をされている前野さんは、「人はどうしたら幸せになれるのか」について、そのメカニズムを研究されています。
前野さんによると、幸福学には4つの因子があって、『自己実現と成長』の≪やってみよう≫因子、次は『感謝と思いやり』の≪ありがとう≫因子。三つめは≪なんとかなる≫因子で『前向きで楽観的』、最後は『自分らしさを大切に』する≪ありのまま≫因子ということだそうです。なかなか興味深い話ですし、日々の振り返りにもなります。今日という日を主体的に感謝の気持ちで過ごし、前向きに自分らしく取組んできたか。そんな思いで今日から、明日からでも目の前の出来事に向き合えたら良いなと思います。
ヒューマンサービスの基本である、人が人に対するという場面では、ともすれば感情や気分、相性に影響を受けがちですが、幸福学の奥深さに学んで、安定した毎日を過ごしていきたいものです。