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「まちかどホームすずらん（以下、すずらん）」の
マネージャーを務めるNさんにすずらんの事業インタビューをさせて頂きました。

「まちかどホームすずらん」は、介護保険法によるサービス計画に基づいて、食事、入浴、排せつの介護や日常生活のお世話を行うことを目的としている特別養護老人ホームです。

立ち上がったきっかけは、
西成区北西部エリアの中で、介護が必要な方（自宅での介護が難しくなった方）、介護で、困っているご家族に対して、２４時間３６５日、いつでも相談できる場所として立ち上げられました。すずらんの建物の色は、やや灰がかったオレンジ色ですが、この色にもある意味が込められています。

すずらんはただの特養としてではなく、
地域の方々から安心され、信頼され、気軽に寄って頂けるように、その方々にとって太陽のような存在になりたいという願いを込めて、オレンジ色になったそうです。綺麗な色です。また、すずらんは他の特養に比べ、料金が安くリーズナブルで、季節の行事、イベントが多い点が強みです。料金の安さはこの西成区北西部エリアで生活される方々や事情のことを考えると、重要な強みとなります。行事については、職員のみで考えるだけではなく、利用されている方々から「これがやりたい！行ってみたい！」といったリクエストから催されているものもあるようです。利用者がリクエストしやすい環境であるのも強みです。職員主体でなく、利用者主体のサービス作りを考えています。

職場の雰囲気は良好で、
職員だけでなく利用者の笑い声もたくさん聞こえてくるとのことで、施設全体が賑やかで明るい印象です。印象に残ったお話について伺うと、ご家族との関わりの中で「すずらんに行かせてよかったわあ」と言われた時に、地域の人々の期待に応えられたのではないか、と感じるとおっしゃっていました。すずらんは地域の人々から「行かせてよかった」「ここに来てよかった」と思って頂くことができるような施設作りを目指しています。

最後に、求職中の学生へのメッセージをお願いしました。
「僕たちは、難しいことをしようと思っているわけではなく、目の前の笑顔が見たくて頑張っています。難しいことは考えずに、目の前のお年寄りを一緒に笑顔にしませんか」