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就労継続支援A型　ソーシャルファーム「ヒューマンアグリ」について、
にしなりwingのマネージャーを務めていらっしゃるOさんにインタビューをさせていただきました。

ヒューマンアグリは
A型事業所として岸和田市の農園で水耕栽培を行っています。
我々も見学させて頂いたのですが、冷涼なビニールハウスの中でチームに分かれて作業を行っている利用者の方々が印象的で、アグリで働く利用者さんの様子を見せていただいた際、利用者さん達は活き活きとされていて“農業の持つ、自然のリズム障害のある方々に適している”というソーシャルファーム「ヒューマンアグリ」の考え方に通じていると感じました。

利用者さん達は
ご自身の役割をしっかりとこなしていて、責任感も強く、作業中はもくもくと作業していましたが休憩時間中には和気あいあいと和やかな雰囲気があり、職員と利用者さんは分け隔てなく冗談を言い合いながらコミュニケーションをとっている和やかで明るい職場でした。

Oさん自身も、
「とてものどかでいいところ、利用者さんも伸び伸びと働いています。」とおっしゃっていました。

ヒューマンアグリでは
4つの菜物（パクチー、クレソン、レタス、サンチュ等）を育てており、収穫できたものは一般の小売店等に商品として並びます。サンチュで言えば、焼肉店などに出ているそうです。

野菜を試食させてもらいましたが、その場で食べたということもあるかもしれませんがとても新鮮で美味しかったです。

水耕栽培のため、ビニールハウスの中では
水の流れる心地よい音がしていて、とても癒されたことから、利用者さんも水の音等を含めてヒューマンアグリの落ち着いて作業できる環境が整っているのではないかと思いました。

水耕栽培はとても難しいようですが、
運営を初めて８年間ビニールハウスであるため天候の影響を受けにくいと言っても、台風や豪雨などの災害では多くの被害がありました。 しかし、災害にも根気強く対応し利用者さんの居場所や就労、また野菜を待っている取引先の方のためにも持ち直し運営し続けています。