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指定通所介護及び指定介護予防通所介護デイサービス「鶴見橋地域在宅サービスステーション（以下鶴デイ）」の主任を務めるYさん

地域の人々の居場所作りとして立ち上げられた鶴デイ
主に清潔保持・食事・社会参加を目的とした在宅支援を行っています。西成区には生活保護受給者や独居の高齢者が多く生活しており、中には自力で入浴することが難しい方や、居住空間や自分自身の体を清潔に保ち続けることが難しい方がいらっしゃいます。

介護保険制度に則ったこのサービス
介護度によってそれぞれの利用者の持ち点が異なるため、“利用者の鶴デイでの過ごし方“は人によって様々。鶴デイにやって来る頻度も違えば、食事や入浴する方もいれば、入浴のみの方、あるいは一日中カラオケだけ歌って帰る方もいらっしゃるようです。鶴デイを利用される方々に対し、気持ちの良い、ストレスの無い半日を過ごして頂くために、職員はそれぞれの知識や体力、経験、資格を生かして日々励んでいます。

主任であるYさんにこの事業をやっていてよかったと思えるエピソードについて伺うと、
ご自身の経歴に絡めてお話して下さりました。Yさんは鶴デイに勤める以前は、看護師として１０年間総合医療病院で勤務されていました。
「私は看護師として、退院される方に対して“ご退院おめでとうございます”と言ってたんですが、それだけだったんです。退院した後の家のこととか、生活とか…全く知らなかったんですね。退院したことだけはその方にとってとても嬉しいことだけれども、待っている生活は果たしてどうやったんやろ、とかね」「多分、医療の仕事しかしてなかったら、未だにそんな思いは無かったと思う」医療にかかる人と在宅の人は別物だと考えていたが、実はそうではなく、どちらも線で結ばれる関係にあるのだと知ったそうです。鶴デイに勤めてすぐ、“退院後の生活”について考えるようになったとのことでした。

最後にリクルート中の方へのメッセージ
「お仕事はチャレンジだと思うので、何でもやってみれば良いと思います。他にも色んな理由はあるけれど、私がここへ転職してきたのは、一つのチャレンジでもあります。迷いも怖さもあるし、私にできるかな、とか、医療から介護に全く無知な状態で来ているので、不安はあるけれど、そこはチャレンジです。やってみないとわからないし、自分にこの仕事が向いているのか分からないけれど、“この仕事をする！”と決めたら勉強して、資格をとって、まずはやってみて下さい。やってみないとわからない」