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就労支援継続B型・生活型支援食事サービス「コミュニティキッチン８」の主任を務めるKさんに「職場を知ろう！」の事業インタビューをさせて頂きました。

就労継続支援B型は
障害者の就労訓練の場としての事業、生活支援型食事サービスは高齢者・障害者の自宅へのお弁当の配達などを行っています。

二つの事業の成り立ちや役割
就労継続支援B型は、今から２０年前に「障害者の働く場の確保・提供がしたい」当事者達の「就職がしたい、働きたい」といった思いや目的からこの事業が展開され、コミュニティキッチン８は２０１５年にカレーショップとして営業されました。
（カレーショップは現在休店中）

生活支援型食事サービスは、法人で初期に展開された事業から派生して始まったサービスで、お弁当を配達するのみではなく、食事の確保を通じた「高齢者・障害者の安否確認」としての役割も持っています。お弁当の配達は法人内の事業にも配達されています。

キッチン8での職業訓練としての主な業務
洗浄・下処理・清掃等ですが、店内のメニューレイアウト等もメンバー（キッチン内で働く障害者の方々）達で制作されています。

主任であるKさん
この事業をやっていてよかったと実感するエピソードについて、盆踊り大会のお話をして頂きました。
長橋地区で開催された「長橋盆踊り大会」に就労継続支援B型のコミュニティキッチン8で働くメンバーがカレーショップを出店したところ、業務を行う環境が変わったにも関わらず、その日は最後まで、ほぼメンバーのみで店を回すことができたそうです。
これについてKさんは「コミュニティキッチン８で日々訓練として行っていたことが、外部でも生かせたことが嬉しい」とおっしゃっていました。

今後の事業の目標として、
「メンバーさん達の工賃を上げるために、事業の収入を安定させること」で、その為にも生活支援型食事サービスの食数を増やし、地域ぐるみで“お弁当”を通じて地域のネットワークを作っていくなど、さらに地域に密着した支援や事業展開について考えていくようです。