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居宅介護支援事業を行っている、ヒューマンケアプランセンターのNさんに取材させていただきました。

介護を受ける方のケアプラン作成をしたり、どういったサービスがあるのかを紹介したりされています。
職員の方は６名で、月にのべ６０名ほどの方が利用されています。和気あいあいとした雰囲気の中でも、プロとしての厳しさを併せ持った職場です。意見交換もスムーズで、協力し合い、支援の仕方が違っていたら先輩が指摘することもあるそうです。

この事業が立ち上がったきっかけは、
高齢者の多さです。高齢者の方の孤立や劣悪な住居環境など問題があったからです。

利用者は
基本的には介護保険サービスを受ける方で、入浴がしたい、着替えをしたいなど様々です。そうしたニーズに応えるため、ケアプランを作成します。

例えば、週に２回入浴したいのであれば、デイサービスを２回利用するというケアプランを作成します。

また会議で、どんなサービスを提供したのか、利用者の方の身体の状態などの情報を共有します。その情報もこまめに収集します。

最近では、新型コロナウイルスの予防接種の予約のサポートを行うこともあるそうです。高齢者の方はインターネットでの予約が難しいです。そのため、職員の方が利用者の方へ、予防接種を受けないか声かけを行い、予約、当日の付き添いまでサポートします。

同業者と比較した際の強みを伺いました。
ケアプランセンターでは、利用者の方本意に寄り添ったサービスをしています。プランを考えるだけでなく、利用者の立場になって考えます。そしてその利用者の方のニーズに合ったケアプランを作成します。その際、他の事業所を紹介することもあるそうです。一方で、課題もあります。利用者の方が重度化していき、より丁寧な対応が必要になります。そのため、ケアマネージャーのスキルを向上させていく必要があります。

今後は、中長期的にケアマネージャーの方を増やしていきたいそうです。

リクルートしている方へのメッセージをいただきました。
利用者に寄り添い、利用者本位でケアマネージャーのお仕事ができるところです。自分の知識と経験でのびのびとプラン作成できますとのことでした。入浴したいのであればこの施設というように、このサービスはこの施設でと決められていると思っていました。そうではなく、同じ入浴でもその利用者の方に合った施設を紹介します。これは、“利用者の方に寄り添い、利用者の方の立場になって考える”ことができていないと、できないと思います。また、お話をお聞きして、ケアプラン作成時だけでなく、すべてのお仕事において利用者の方のことを常に考える必要があると思いました。