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生活介護事業について、担当のIさんにお話を伺いました。

生活介護事業についての紹介をお願いします。
私たちは主に利用者さんの送迎やバイタルチェックを毎日行っています。また午前と午後に分けてレクリエーションを行い、時折トイレ誘導や入浴介助も行います。

この事業のニーズは何でしょうか。
主に居場所を求めてくる利用者さんが多いです。また入浴やリハビリのために来る方もいらっしゃいます。

同業他社と比べてここが強みだと思えるところは何ですか。
私は同業他社についてはわからないですが、他のヒューマンライツの事業所と連携することで利用者さんの昼間と夜間の両方の動きを見る事が出来ることではないか、と思います。また昔から長い期間利用している方も多いですね。

この事業の課題は何でしょうか。
スタッフの人数が少ないので、レクリエーションのバリエーションや送迎のみの専門的なスタッフなど、利用者さんに十分なサービスを提供できていないことですね。スタッフの数が十分であれば介護技術や障害理解の講習ができるのですが、現状ではできていないです。

印象に残っているエピソードはありますか。
私が新人だったころ、週2回お風呂だけを利用されていた96歳の視覚障害者の女性を担当していました。最初に訪問した時、ドアをノックしたのに開けなかったので利用者さんに怒られました。その後何度も衝突して、交流を重ねていくうちに彼女に褒めてもらえるようになったのです。このことから私は利用者さんに怒られても嫌われない程度で付き合うことを学びましたね。

職場の雰囲気はいかがでしょうか。
すごくいいですよ。笑いが多くて相談しやすいです。

今後事業をどのように展開させていきたいですか。
コロナ禍で中止していた館外活動の再開や、レクリエーションに参加できない利用者さんのためのクラブ活動をしていきたいな、と思っています。また利用者さんがやったことがないことを行う機会を提供したいとも考えています。

求職されている方へ一言お願いします。
福祉の仕事は敬遠されやすいですが、やってみると楽しいですし、やりがいもあります。また、幅広い年代の職員がいて、利用者さんも身体、知的、精神障害に関わらず広く受け入れているので様々な経験ができると思いますよ。