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西成障害者会館で生活介護を担当しているIさんです。

今年の４月から生活介護の主任をされています。
２００３年に新卒で入社され、２０年近く当協会で働かれています。

生活介護の仕事内容としては、
通所されてくる利用者の方の健康管理や入浴介助、日中のレクレーション対応、送迎など生活における介護全般を行っているそうです。また、入浴介助の際には身体に傷がないかどうかの確認も行っているそうです。こうした仕事内容は、主任になられた現在も特に変わっていないそうです。

やりがいとストレスを感じる時について
まず、利用者の方に「ありがとう」や「ここに来るの楽しい」と言われるととてもやりがいを感じるそうです。
ですが、お互い人間同士のため、ふとした一言にストレスを感じてしまうこともあるそうです。
また、スタッフに関しても、生活介護は常に臨機応変に対応していかないといけない職場のため、何かがあったときに察して動いてくれる人もいれば、全部丁寧に説明しないと伝わらない人もいるそうです。そのため、時間に追われ丁寧に説明できないときにはストレスを感じてしまうのだそうです。そうしたストレスに対して、Iさんは同じ意見を持つ人に共感してもらうことで安心感を得ているのだそうです。

入社された当時は
グループホームを担当されていたそうです。その当時の利用者さんの母親と久しぶりにお会いした際に「あなたがいたときのほうがよかったわ、戻ってきて」と言われたことがあるそうです。そのとき、あの頃も頑張ってきて良かったなと思い、今でも印象に残っているそうです。また、現在の生活介護の利用者の方にも「Iさん辞めないでね」と言われることがあり、それを聞くと自分は必要とされていると感じ嬉しくなるそうです。

生活介護の担当となって、
「介護ってこんなにもしんどいのか」ということをとても実感したそうです。そのため、最初は体がついていかず筋肉痛になったり、腰を痛めたりしたそうです。ですが、こういった大変さが大きなやりがいにも繋がっているそうです。

障害者会館の雰囲気は
とても明るく、おしゃべりが好きな方が多いそうです。また、とても働きやすい職場で、上司の方も手厚く教える気持ちを持っている方が多いそうで、また資格も随時取っていくように推奨してくれるそうです。

入社される新人職員には、
気軽に話しかけてもらえるような先輩になりたいと語っていました。Iさんは自分から話しかけるタイプではないので、どんどん話しかけてきてほしいとおっしゃっていました。

取材を通して、
とても人望の熱い方なのだなと感じました。当協会に長年勤められていることもあり、さまざまな利用者の方とこれまでたくさん関係性を築いてきたことによって、強い信頼性が得られているのだなと思いました。気さくでフレンドリーでとても話しやすく、あまり緊張することなくお話をさせていただきました。