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にしなりWing就労支援員のFさんに取材させていただきました。

約４、５年前からこの就労移行支援事業に携わっておられます。以前は、生活介護や他企業の障害者施設で勤務されていました。「めげない、おちこまない」を大切にし、勤務されています。

西成が地元で
にしなりWingのこともご存じだったそうで、楽しそう、ここで働きたいという憧れの気持ちがあり入職されました。

面接の際、
お子さんもご同行されたそうですが、入職する時期を保育所に慣れたころ変更するなど配慮していただいたのが入社の決め手だそうです。

主な業務は
就労を目指す方の支援です。利用者の方は面接練習、グループワーク、体力づくり、清掃などを行っています。利用者の方がハローワークに行くのに同行したり、会社見学や面接、勤務初日にも同行したりします。企業との連携を大事にしているそうです。

勤務されているとき
お仕事で、うまくいったときにやりがいを感じられるそうです。このお仕事は正解がなく、利用者の方が就職できるのか、就職先のお仕事が長く続くのか心配になります。ですが、それがうまくいったとき、うれしく思うそうです。
また、ストレスを感じる時をお聞きしたところ、大変さはあるもののストレスは感じないそうです。
職場の雰囲気も良く、笑いがあり楽しい職場です。

入社したてのころの思い出
生活訓練の際、利用者の方への接し方に感動したそうです。生活介護は子ども扱いになりがちだそうですが、この事業所では、一人の大人として、敬語や丁寧な言葉づかいで接しています。また、入職される前と後で、イメージの変化があり、障害者の方々がこんなにも働きたいと思っているんだと思ったそうです。
取材でお話しいただいた内容からもそうですが、取材中も笑顔が印象的でした。このお仕事が楽しくて大好きでおっしゃっていましたが、その笑顔からも十分に伝わってきました。

同僚の方からも、
いつも楽しそう、悩みがなさそうと言われることが多いそうです。どうしようと悩むことはありますが、何をどうしようと悩んでいたのか忘れて解決に至るなど、何事もポジティブに考える傾向があるそうです。

理想の先輩像として、
仕事が楽しいというのが伝わるような先輩になりたいとおっしゃっていましたが、仕事が“楽しい”、“大好き”という気持ちがとても伝わりました。

今後は、
仕事に関する知識をもっと勉強し、いろいろな資格を取得し、プライベートの健康な体作りとともに目標とされるそうです。