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岸和田にある就労継続支A型事業ソーシャルファーム「ヒューマンアグリ」で支援員として働く、
Yさんからお話を伺いました。
Yさんは２００４年に入社しずっと障害者支援分野で働いてきました。

前職は
照明関係の仕事をしていましたが、元々障害者支援に興味があったということで福祉系の大学を卒業後当時ではまだ珍しかった障害者支援サービスに力を入れているヒューマンライツへ入社したそうです。

勤めてみて、
「障害のある方に「障害ってなんですか」と質問されたときはなんて答えたらよいか当時は分からなかった。他にも就労支援の際に利用者さんが就職先の企業と揉め事があった時に、利用者さんのご家族から「一緒に戦ってくれますか」と言われました。」と、障害のある方やご家族、または利用者さんの就職先の企業等との関わりで難しさを感じたことも多くあり、「甘い気持ちではできない仕事だと思った。」とおっしゃっていました。

Yさんは
物静かな方という印象でしたが、利用者さん一人ひとりと関わる時やインタビュー中も笑顔で質問に答えてくれていて、プライベートではお子さんをすごく可愛がっているようで、「仕事の疲れも、帰って子どもみると吹き飛びます。」や、プライベートの目標を尋ねると、「貯金をして家族や子どもになにかプレゼントをしたい。」とおっしゃっていて、家族思いの優しい話やすい方でした。

入社される新人さんに対して
どのような先輩になりたいか尋ねると、「自分の行動を見て、１００個のうち１つでもお手本になれば、と思っている。色んな人の良いところだけ見ていってほしい。」とおっしゃっていました。

求職中の学生へのメッセージ
をお願いすると、「経験（今まで生きてきた）を大事にし、自分で考えて分からないことはしっかりと周りに聞き、なんでもすぐに判断せずに長い目で経験値を積み重ねていくことが大切だと思います。まずは３か月、次は半年、１年、２年と働いていると２年、３年とたてば自分のできる事が増えるので楽しくなってきますよ。」