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認知症グループホーム「なでしこ」の介護スタッフ、計画担当、事業推進主任を勤めるGさんにインタビューをさせて頂きました。

事業推進主任は
今年からの配属で、同じチームである高齢居住支援部（すずらん・やまゆり・なでしこ）の職員に対して、職員向けの研修や講習を行う仕事です。

前職は
福祉用具専門相談員、ケアマネージャー等福祉分野では相談職を主として勤務されていたそうで、現在は介護スタッフをはじめ、様々な業務を行っている方です。

大切にしている言葉は
高杉晋作の「面白きことなきも面白く、住みなしものは心なりけり」といったもので、「物事の楽しさは自分次第」という意味だそうです。

Gさんご自身曰く、
「人見知りで人と話すことが苦手だったため、それを乗り越えるためにも人と関わる仕事がしたい！」ということで、当初は教育関係の仕事に就職したそうですが、それから転々として社会福祉士の養成校に通いながら、非常勤として協会に就職されました。日中は働き、夜は養成校に通い続け、介護福祉士とケアマネージャーを取得されたそうです。「転職する以前は相談員やケアマネージャーとして働いていたので、人にアドバイスする立場だったんですが、それが全然通じない」Gさんは介護現場に対するイメージが変わったとおっしゃっていました。
我々が「なでしこの業務を経験してから再び相談職に就いた場合、どうですか？」と伺うと、「机上のアドバイスより、その方やご家族の“できること”に対してアドバイスします」と答えて下さりました。

やりがいを感じる時は
「利用者の笑顔に繋がる時」。認知症の方々は、直前のことは忘れてしまうなど、記憶や認知に関する部分は曖昧になってしまいますが、“感情“は残りやすいためとコミュニケーションをとる際にも、「その方の心地よいところ（顔は覚えてなくても、話のトーンや顔の位置など、その人の感情に触れやすい部分）に入る」点を意識することが、大切だとおっしゃっていました。

最後に、求職中の学生の方へのメッセージをお願いしました。
「気になる現場があれば、まずは一度体験してみて下さい。ブログもやってるので見てね」