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社会福祉法人ヒューマンライツ福祉協会

共に育む発達支援のかたち|2026年度「こどもの療育・発達支援」ご案内|社会福祉法人ヒューマンライツ福祉協会

ヒューマンライツ福祉協会 ニュース
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2025年11月 ピックアップ記事
特集記事

共に育む発達支援のかたち

放課後等デイサービスに求められる

新たな役割―社会福祉法人の実践―

少子化が進む一方で、発達支援を必要とするこどもたちは増え続けています。この記事では、こどもたちを取り巻く社会の変化と、放課後等デイサービスが果たすべき新たな役割について、私たちの実践を交えながらお伝えします。
あわせて、2026年度に当法人が実施する「こどもの発達支援プログラム」についてもご紹介します。ぜひ最後までご一読ください。

変わりゆく社会、変わらぬ想い

急増する支援ニーズ

約1.8倍
発達障害と診断される人の数
48万人→87万人(厚生労働省調査)
約2倍
特別支援教育を受ける児童生徒数
33万人→66万人(文部科学省調査)
約5倍
放課後等デイサービス利用者
6万人→30万人超(厚生労働省調査)
約8倍
放課後等デイサービス事業所
2,500事業所→21,000事業所
(厚生労働省調査)

しかし今、量的拡大の時代は終わり、「質的転換」の時代が始まっています。

新たな役割へ

単なる預かりサービスから、専門的な発達支援の拠点へ。そして何より、こどもたちが安心して自分らしくいられる「第3の居場所」へ――。

1. なぜ今、発達支援が必要なこどもたちが増えているのか

6年間で約1.8倍――顕在化する支援ニーズ

厚生労働省の調査によれば、発達障害と診断される人の数は、6年間で約1.8倍(48万人→87万人)に増加しました。

重要なポイント

これは必ずしも「発達障害が増えた」ことを意味しません。診断基準の細分化、情報へのアクセス向上、そして社会全体の理解の深まりにより、これまで見過ごされていた潜在ニーズが顕在化したのです。

発達の課題に早期に気づき、適切な支援につながる場面が増えています。これは、社会が確実に前進している証でもあります。

変わる家族のかたち、変わる育ちの環境

核家族化、共働き世帯の増加、地域コミュニティの希薄化――。こうした社会構造の変化は、こどもたちの育ちに大きな影響を与えています。

かつて地域や親族のネットワークの中で自然に育まれていた社会性やコミュニケーション能力。現代のこどもたちは、より意図的で専門的な支援を必要としています。

働く保護者にとって、こどもが安心して過ごせる放課後の居場所は、もはや「あったらいいもの」ではなく、「なくてはならないもの」となっています。

2. 創設から12年――「居場所」から「発達支援の拠点」へ

 
創設期(2012年〜): 切実なニーズに応える

2012年の児童福祉法改正により誕生した放課後等デイサービス。当初の役割は明確でした。

  • 発達支援を必要とするこどもたちの「放課後の居場所」
  • 保護者が安心して働ける環境づくり
  • 放課後や長期休暇中の安全な預かり

提供されていたのは、基本的な生活動作の支援、季節の行事、レクリエーション活動。遊びを通じた交流、集団生活のルールを学ぶ機会でした。

 
転換期(2020年〜): 質が問われる時代へ

しかし、急速な量的拡大は新たな課題を生みました。サービス内容の質のばらつき。専門性を持つ職員の不足。単なる預かりサービスに留まり、本来の療育・発達支援の機能が十分に果たされていない事業所も見られるようになりました。

新たなステージへ

「単なる預かり」ではなく、「一人ひとりの発達段階に応じた専門的な支援」へ――大きな方向転換が図られました。

しかし、この専門性の追求は、決して「居場所」としての価値を損なうものではありません。むしろ、両者は表裏一体です。

家庭でも学校でもない、第三の場所。そこでこどもたちは緊張を解き、安心して過ごせる環境の中で、本来の自分らしさを発揮します。そこで育まれる自己肯定感こそが、すべての療育の土台となるのです。

 
新たなステージへ
放課後等デイサービスは今、「安心できる居場所」と「専門的な発達支援」の両立という、新たなステージへと進んでいます。

3. これからの時代に求められる「発達支援」の新しいかたち

放課後等デイサービスに期待される3つの役割

1

こども一人ひとりの権利を守る「第3の居場所」

家庭や学校に次ぐ、こどもたちが安心して自分らしくいられる場所。

ここでは、こどもたちの意見が尊重され、一人ひとりの特性や発達段階に寄り添った支援が提供されます。学び、体験、生活、交流など――さまざまな側面から、一人ひとりの成長を支える環境です。

「ここでは自分でいられる」「ここに来ると楽しい」――そんな心理的安全性が、すべての成長の土台となります。
2

専門的な療育と学びを提供する「発達支援の拠点」

ただ過ごすだけではなく、専門職による質の高い療育プログラム、多様な学びや体験の機会を通じて、こどもたちの可能性を引き出します。

視点の転換

従来の「できないことを直す」という視点から、「できることを伸ばし、強みを発見する」視点へ。一人ひとりが持つ異なる可能性と個性を活かし、自己肯定感を育みながら成長を支援します。

3

家庭・学校・地域をつなぐ「協働のハブ」

こどもを中心に、保護者、学校、医療機関、地域が連携し、切れ目のない支援を実現する。

発達支援は、もはや単一の施設や時期だけで完結するものではありません。家庭・学校・地域・医療・福祉が連携し、こども一人ひとりの成長を総合的に支える「包括的支援」の実現こそが、今日の社会的要請なのです。

私たちが目指す「みんなが共に生きる地域」

私たちの支援の根底には、「ソーシャルインクルージョン(社会的包摂)」と「エンパワメント」という理念があります。

すべてのこどもたちが地域の中で安心して過ごし、自らの強みを発見して伸ばしていくこと。そして、こどもたち自身の成長だけでなく、地域全体の理解を深め、誰もが共に生きるインクルーシブな地域をつくる一歩となることを目指しています。

社会福祉法人だからこそできること

私たち社会福祉法人ヒューマンライツ福祉協会は、営利を目的としない公益性の高い法人として、地域福祉の向上という使命を担っています。

乳幼児期から成人期まで、ライフステージに応じた切れ目のない支援を通じて、こどもたち一人ひとりの健やかな成長・発達を長期的な視点で見守り、地域社会全体の福祉の増進に貢献すること。それこそが、社会福祉法人としての私たちの責務であり、誇りです。

私たちの使命

「ありのままを承認する『居場所』」と、「役割や貢献を感じる『出番』」をつくり続けること。

これこそが、私たちの大切な使命です。

この使命は、私たちの活動の根底にある「ソーシャルインクルージョン」と「エンパワメント」の理念を、日々の実践に照らし合わせて深化させたものです。

ソーシャルインクルージョンを、安心できる「居場所」と捉え、
エンパワメントを、役割を果たせる「出番」と捉え直しました。

こどもたちの笑顔のために。ご家族の安心のために。そして、誰もが共に生きる地域のために。

私たちは、これからもこどもたち一人ひとりの可能性を信じ、共に歩み続けます。

執筆者
Kids Smile(キッズスマイル)
Kids Smile+(キッズスマイルプラス)
社会福祉法人ヒューマンライツ福祉協会

2026年度「こどもの発達支援」ご案内

小学1年生〜高校3年生

私たちは、家庭・学校・地域と協働し、乳幼児期から成人期まで切れ目のない支援を通じて、こどもたち一人ひとりの健やかな成長・発達をサポートします。

ヒューマンライツ福祉協会の3つの特長

私たちがすべてのプログラムで大切にしている、3つの特長をご紹介します。

特長1|成長をつなげる「ライフステージに応じた支援」

こどもたちの成長は、それぞれのペースで、それぞれの道を進んでいきます。

私たちは、発達の基盤を形成する乳幼児期から、将来への夢を描き始める思春期まで、発達段階に応じた継続的なサポート体制を整えています。

乳幼児期の療育 → 小学1年生 → 小学1-4年生 → 小学5年生-高校3年生

一貫性のある支援が、こどもたちの安心感と、着実な成長を支えます。

「この先も、ずっと一緒に」――その安心感が、こどもたちと家族の前向きな一歩を支えます。

特長2|安心して過ごせる「第3の居場所」

こどもたちにとって、家庭や学校以外の「第3の居場所」は、自分らしさを発見する大切な場所です。

学び、体験し、生活し、友達と交流する。さまざまな側面から、一人ひとりの成長を支える環境を整えています。心理的安全性が確保された空間で、こどもたちは安心して自分を表現し、新しいことに挑戦できます。

「ここでは自分でいられる」「ここに来ると楽しい」――その実感が、すべての成長の土台となります。

特長3|強みを伸ばす「エンパワメント」プログラム

「できないこと」ではなく「できること」に光を当てる――これが私たちの「エンパワメント」の実践です。

一人ひとりが持つ個性を活かし、自己肯定感を育みながら、社会参加への道を一緒に歩んでいきます。専門職によるアセスメントに基づき、それぞれの強みを引き出すプログラムを提供します。

「やればできる」という小さな成功体験の積み重ねが、大きな自信へと育っていきます。


クリエバ・こどもリハビリテーションセンター(協働プログラム)

【5歳児療育からの継続支援】【小学1年生に特化】【多職種チーム】

小学1年生スキルトレーニング「スタート!」

この小学1年生という時期に特化してサポートを行う場は、全国的にもまだ多くありません。

私たちは、5歳児療育からの継続支援として、この大切な”最初の一年”に焦点をあて、幼児期の発達支援から学校生活への確かなつながりを支えることを大切にしています。

春、ランドセルを背負って初めて学校の門をくぐる日。期待に胸をふくらませる一方で、新しい環境への不安を感じるお子さまも少なくありません。

「学校での生活、大丈夫かな」「勉強についていけるかな」「お友だちと仲良くできるかな」――そんな想いに寄り添いながら、クリエバ・こどもリハビリテーションセンターは、新しいプログラム「スタート!」を開始します。

「遊び」から「学び」へ。変化の時期だからこそ、丁寧なサポートを

幼児期から小学校への移行は、お子さまにとって大きな環境の変化です。自由な遊びが中心だった生活から、時間割に沿った学習、ルールのある集団活動へ。

私たちがこれまで積み重ねてきた療育の経験から見えてきたのは、「楽しい!」という気持ちが、すべての学びの土台になるということでした。

だからこそ、今回リニューアルした小学1年生スキルトレーニング「スタート!」では、”楽しさ”を大切にしながら、学習・生活・社会性を総合的に育み、お子さまの確かな一歩を支えます。

プログラムの2つの柱

① こどもリハビリテーション:学びの土台となる”身体”づくり

こどもリハビリテーション(発達リハビリテーション)では、学習の基礎となる身体と感覚を育てます。

運動療育では、良い姿勢で授業を受けられる体幹づくりや、縄跳び・跳び箱など小学校の体育で必要となる身体コントロールを、遊びながら習得していきます。協調的でしなやかな動きは、日常生活のあらゆる場面で役立つ力です。

作業療法・感覚統合では、鉛筆の正しい持ち方や運筆のコントロール、ハサミや定規を使った製作活動を通じて、学習に必要な手先の器用さを養います。また、様々な感覚刺激を取り入れた遊びを通じて、感覚の発達もサポートします。

 

② クリエバ(少人数療育):遊びを通して広がる学びと社会性

クリエバ(少人数療育)では、遊びを通して学びと社会性を広げていきます。

学習スキルとして、話を聞く・質問する練習や、ひらがなや数字を使ったゲーム、学習準備や後片付けなど、教室での活動に必要な基本的なスキルを身につけます。

ライフスキルでは、持ち物管理や整理整頓、買い物学習を通じたお金の計算や選択する経験、見通しを持って行動する力など、自立に向けた実践的なスキルを育みます。

ソーシャルスキルでは、ボードゲームやお店屋さんごっこなどを通じて、順番を待つ、協力する、気持ちを伝え合うといった、友だちとのかかわり方を学びます。

「できた!」が自信に、「楽しい!」が意欲に

私たちが何より大切にしているのは、小さな成功体験の積み重ねです。

「初めてハサミでまっすぐ切れた!」
「お友だちと順番を守って遊べた!」
「自分で時間を見て準備ができた!」

こうした一つひとつの「できた!」という喜びが、お子さまの自信となり、「もっとやってみたい!」という意欲につながっていきます。そして、その根っこにあるのは、いつも「楽しい!」という気持ちです。

「スタート!」プログラムが目指すのは、お子さまが「自分でできる」という実感を積み重ね、自信を持って学校生活を送れるようになること。そして何より、学ぶことの楽しさを知り、成長することの喜びを感じてもらうことです。

新しい環境への一歩を、私たちと一緒に踏み出しませんか。クリエバ・こどもリハビリテーションセンターは、お子さまの「楽しい!」という笑顔とともに、確かな成長をサポートします。

クリエバ乳幼児期の療育の詳しい内容はこちら↓

『乳幼児期の療育』って具体的にどんなことをするの?


プログラム概要
対象: 新小学1年生のお子さま
内容: 学習・ライフスキル・運動療育

お問い合わせ
クリエバ・こどもリハビリテーションセンター


Kids Smile(キッズスマイル)

こどもたちの可能性を広げる学び・表現・遊びの場!

体験型の楽しい学びプログラム

遊びながら学び、学びながら成長する放課後の新しいカタチを

放課後、こどもたちはどんな時間を過ごしていますか?

Kids Smileは、小学1年生から4年生を対象とした、体験学習型の放課後等デイサービスです。ただの「お預かりの場」ではありません。遊びながら学び、学びながら成長する――そんなワクワクする時間が、ここにあります。

ここがポイント!

・多様な体験で学ぶ意欲を育てる
英語、スポーツ、プログラミング、音楽、アート。さまざまな分野に触れることで、「もっと知りたい!」「やってみたい!」という探究心が自然と芽生えます。

・仲間との協力で社会性と表現力を伸ばす
友だちと一緒にお菓子を作ったり、ミッションに挑戦したり。協力する楽しさを知ることで、コミュニケーション力や表現力が育ちます。

・地域との関わりで自立をサポートする
週末の特別な活動を通じて、地域とのつながりを感じながら、自分でできることを増やしていきます。

体験型の楽しい学びプログラム

Kids Smileでは、こどもたちの成長を総合的にサポートする5つのクラスを展開しています。

【学びクラス】こどもたちの知的好奇心を刺激!

「考えるって、こんなに楽しい!」をテーマに、学びを通して探究心と創造力を育てます。

  • English【専門講師】 英語を「勉強」ではなく、コミュニケーションツールとして楽しく体験
  • Sports【専門講師】 身体を動かす楽しさを知り、チームワークやルールを守る大切さを学ぶ
  • プログラミング【専門講師】 論理的思考力と創造力を育むプログラミング体験

【コミュニケーションクラス】友だちと協力するって楽しい!

みんなで考え、話し合い、助け合う。そんな「チームの力」を感じられるクラスです。

  • お菓子づくり&クッキング 協力しながら進める料理体験
  • Kidsミッション チームで挑戦するミッション型プログラム
  • 女子とも【専門講師】 女の子同士で安心して話せる特別な時間

【表現・ICTクラス】自分の好きをカタチに!!

「好き!」を原動力に、感性と表現力をのびのびと伸ばすクラスです。

  • Music【音楽療法士】 音楽を通じて感情表現や自己肯定感を育む
  • Art & Craft【専門講師】 自由な発想で「つくる楽しさ」を味わう
  • Dance リズムに合わせて身体を動かす喜び
  • パソコン デジタル時代に必要なICTスキルを楽しみながら習得

【リハビリクラス】心と体の発達をサポート!

専門職によるサポートのもと、「できる!」を増やし、心と体の成長を支えます。

  • 運動療育【作業療法士・理学療法士】 一人ひとりの発達段階に合わせた運動プログラム

【土曜日クラス】いつもと違う特別な体験を!

「週末だからこそできる体験」をテーマに、友だちと過ごす、特別な1日をお届けします。

  • 土曜日活動 外出プログラムや季節のイベントなど、地域とのつながりを感じる特別な体験

 

こどもたちの「やってみたい!」を応援します

Kids Smileが大切にしているのは、こどもたち一人ひとりの「好き」や「得意」を見つけ、伸ばすこと。多様な体験を通じて、「自分にもできる!」という自信を育みます。

専門講師や専門職によるサポート体制も充実。放課後の時間が、こどもたちにとって「また明日も行きたい!」と思える場所に。Kids Smileは、学びと成長の可能性に満ちた、特別な居場所です。

Kids Smileの詳しい内容はこちら↓

2026年度KidsSmile(学び・発達支援型)“ 体験型の楽しい学びプログラム ”


プログラム概要
対象: 小学1年生〜小学4年生
内容: 体験型の楽しい学びプログラム

お問い合わせ
Kids Smile(キッズスマイル)


Kids Smile+(キッズスマイルプラス)

思春期の「発達」と「キャリア」その両方を支える、新しいかたち。

キャリア発達支援型 放課後等デイサービス

自分らしく、未来へ。

思春期だからこそ必要なサポートがあります。

小学校高学年から高校生へ。心も身体も大きく変化するこの時期、お子さまは多くの悩みや葛藤を抱えています。

Kids Smile+は、小学5年生から高校3年生を対象とした、思春期に特化した放課後等デイサービスです。ただの「居場所」ではなく、お子さまが自信を持ち、自らの目標を見つけ、社会へと一歩踏み出す”生きる力”を育む場所。それが、私たちの目指すサポートのかたちです。

思春期特化型の発達支援 × キャリア支援

Kids Smile+は、「思春期特化型の発達支援 × キャリア支援」をコンセプトに、3つの柱でお子さまの成長を支えます。

①思春期に寄り添う「発達支援」

思春期は、アイデンティティが形成される大切な時期。身体的・精神的な変化に戸惑いながらも、「自分らしさ」を模索していく時期です。

Kids Smile+では、思春期特有の変化を深く理解し、一人ひとりの個性や発達段階に合わせた支援を提供します。専門職による丁寧なサポートのもと、お子さまが安心して自分を表現し、成長できる環境を整えています。

②人とつながり、自立を育む「ライフスキル支援」

社会で生きていくために必要なのは、知識だけではありません。人と関わる力、自分で考え行動する力――これらの「ライフスキル」が、自立への土台となります。

コミュニケーションの取り方、金銭管理、時間管理、身だしなみ。日常生活に必要な実践的なスキルを、体験を通じて身につけていきます。「できた!」という小さな成功体験の積み重ねが、お子さまの自信と自立心を育みます。

③未来につながる「キャリア発達支援」

「将来、どんな仕事がしたいか」「どんな大人になりたいか」――進路や就労を考える上で、実際の体験は何よりも大きな学びになります。

Kids Smile+では、就労や社会参加を見据えたキャリア発達支援を重視しています。ワークチャレンジやジョブリハーサルなど、実践的なプログラムを通じて、お子さまが自分の適性や興味を発見し、”自分の未来”に向かって一歩を踏み出す力を育てます。

Kids Smile+ エンパワメントプログラム

お子さまの可能性を引き出し、力をつけていく――それがエンパワメントプログラムです。思春期の成長を総合的にサポートする、充実したクラス構成をご用意しています。

【リハビリクラス】専門職が支える心と身体の成長

担当:理学療法士・作業療法士

  • ソーシャルスキル 対人関係や集団生活で必要なスキルを専門職がサポート
  • ジョブリハ(ジョブリハーサル) 実際に喫茶店を運営するなど模擬就労を通して、将来の自立に向けた力を育む

【ライフデザインクラス】自分の人生をデザインする力

  • ライフスキル【専門講師】 生活に必要な基本的なスキルを体験を通して習得
  • PCスキル【専門講師】 Word、Excel、PowerPointなど社会で求められるスキル
  • フードスタディ 食を通じて健康的な生活習慣を学ぶ
  • タイピング デジタル時代に不可欠なスキル
  • 料理教室(中高生のみ) 自分で食事を作る力は自立への大きな一歩
  • スポーツ(小学生のみ) 体力やチームワークを育む

【表現&コミュニケーションクラス・土曜日クラス】自分を表現し、社会とつながる

  • ティーンズラボ グループワークやプロジェクト活動を通して仲間と語り合う場
  • ワークチャレンジ 模擬的な職場体験を通じて働くことの意味を発見
  • 女子会【専門講師】 思春期特有の悩みや関心事を共有する特別な時間
  • 絵画教室【専門講師】 絵を通じて自己表現する楽しさを体験
  • 土曜日クラス 外出活動や季節のイベント、地域との交流など視野を広げる体験

思春期だからこそ、必要なサポートがある

思春期は、人生の中でも特に重要な成長の時期。だからこそ、この時期に適した専門的な支援が必要です。

Kids Smile+では、理学療法士、作業療法士、専門講師などの各分野の専門職が、お子さま一人ひとりに寄り添います。発達の特性を理解し、強みを伸ばし、苦手なことには丁寧にアプローチする――そんな個別性の高い支援を大切にしています。

そして何より大切にしているのは、お子さまが「自分にもできる」という自信を持ち、「こんな未来を生きたい」という希望を描けるようになること。

放課後の時間が、お子さまにとって自分を見つめ、仲間と出会い、未来への準備をする大切な場所に。Kids Smile+は、思春期を生きるお子さまの”今”と”これから”を、全力でサポートします。

Kids Smile+(プラス)の詳しい内容はこちら↓

2026年度KidsSmile+(プラス)【思春期支援型 放課後等デイサービス】“ エンパワメントプログラム ”


プログラム概要
対象: 小学5年生〜高校3年生
内容: キャリア発達支援型プログラム

お問い合わせ
Kids Smile+(キッズスマイルプラス)


西成区保護者会SUNO

ひと息ついて、また一歩

いつでもご参加ください!
子育ての「?」や「大変!」を、みんなで話して「なるほど!」「楽しい!」に変えてみませんか?

ここには、分かち合える仲間がいます。

「うちの子の発達、これでいいのかな?」
「どこに相談したらいいんだろう?」
「同じような悩みを持つ人と話してみたい」

そんなふうに感じたことはありませんか?

西成区保護者会SUNOは、発達が気になるお子さんの保護者の会です。2010年から西成区で活動を続け、温かくつながり、支え合ってきました。

難しいことは何もありません。お茶を飲みながら、経験談を聞いたり、情報交換をしたり、時には笑い合ったり。ここは、そんな気軽な「ほっとできる場所」です。

初めての方も、どうぞ気軽にお越しください。特別な準備は不要です。

SUNOって?

SUNOという名前には、大切な想いが込められています。

「SUNO」は「太陽」を意味します。太陽のように温かく、こどもたちを見守りたい。そして、こどもたち一人ひとりが自分らしく輝き、自分らしく生きてほしい――そんな願いから、この名前が生まれました。

SUNOは、発達が気になるこどもの保護者の会として、2010年から西成区で活動しています。明るく、温かく、ゆるやかにつながりながら、お互いを支え合う。それが、私たちSUNOのスタイルです。

SUNOでできること ♪ 活動内容のご紹介

SUNOでは、保護者の皆さんが安心して集い、つながることができるよう、さまざまな活動を行っています。

・子育ての悩みや喜びを、気軽に共有できます

「こんなこと、誰に話したらいいんだろう?」と思っていたこと、ここでは自由に話せます。悩みだけでなく、嬉しかったことや小さな成長も、みんなで喜び合える場所です。

・こどもの発達や福祉制度など、役立つ情報を交換できます

「こんなサービスがあるって知ってた?」「あの施設、利用してみてどうだった?」――実際に経験した人の声は、何よりも心強い情報です。地域の情報や福祉制度についても、気軽に聞いたり教え合ったりできます。

・みんなで話し合い、様々なイベントを企画・実施できます

保護者同士の交流会や勉強会、こどもたちが楽しめるイベントなど、みんなで話し合いながら企画しています。「こんなことやってみたい!」というアイデアも大歓迎です。

・同じ地域だからこそ分かり合える、心強い仲間ができます

同じ西成区で子育てをしているからこそ、学校のこと、地域のこと、日々の生活のこと――具体的に共感し合えます。そして、何より「ひとりじゃないんだ」と感じられる、心強い仲間に出会えます。

ひと息ついて、また一歩前へ

子育ては、喜びも大きいけれど、悩みや不安も尽きないもの。特に、発達のことで気になることがあると、ひとりで抱え込んでしまいがちです。

でも、大丈夫。ここには、同じように悩み、考え、そして前に進んできた仲間がいます。

完璧な答えはなくても、「分かるよ」「うちもそうだったよ」という言葉に、どれだけ救われることか。ほんの少し話すだけで、心が軽くなることもあります。

SUNOは、そんな「ひと息つける場所」でありたいと思っています。

ちょっと疲れたら、ここで休んで。みんなで笑って、また一歩、前に進んでいきましょう。

いつでも、気軽にお越しください。お待ちしています。


お問い合わせ/参加方法

Kids Smile(キッズスマイル)
TEL: 06-6562-5800


「共に生きる地域」を目指して

発達の気になるこどもたちが増えているのではなく、見えていなかったニーズが顕在化し、支援が届くようになってきた――。これは、社会全体の成熟の表れだと私たちは考えています。

放課後等デイサービスに求められる役割は、もはや単なる「居場所の提供」ではありません。一人ひとりの個性と可能性を尊重し、強みを発見し、自己肯定感を育みながら、将来の自立と社会参加へとつなげていく――。そんな専門的で包括的な「発達支援の拠点」としての役割が期待されています。

地域福祉の中核を担う社会福祉法人だからこそ、私たち社会福祉法人ヒューマンライツ福祉協会は、「ソーシャルインクルージョン(社会的包摂)」と「エンパワメント」を理念に掲げ、家庭・学校・地域と協働し、乳幼児期から成人期まで切れ目のない支援を通じて、こどもたち一人ひとりの健やかな成長・発達をサポートしてまいります。

こどもたちの笑顔があふれ、発達の気になるこどもたちを地域みんなで温かく見守る――。そんな共生社会の実現を目指して、これからも実践を重ねてまいります。


こどもの療育・発達支援(放課後等デイサービス)のご案内

お子さんの可能性を広げる発達支援をご案内いたします。

当施設では、各種エンパワメントプログラムをご用意しております。

プログラム選びは、ぜひお子さんと一緒に行ってください。

パンフレットを見ながら「どれが楽しそう?」「これやってみたい?」とお子さんの声を聞いてみてください。

お子さん自身が興味を持って選んだプログラムは、意欲的に取り組むきっかけになります。

お選びいただいたプログラムで、お子さんの成長を全力でサポートさせていただきます。

ご不明な点やご質問がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

皆様からのお申し込みを心よりお待ちしております。 

 

2026年度こどもの発達支援パンフレット【ダウンロード版】

2026年度こどもの発達支援パンフレット①P1~P7

2026年度こどもの発達支援パンフレット②P8~P12

 

ご相談・見学を随時受け付けています

お子さまの発達や将来について、お悩みやご不安がございましたら、お気軽にご相談ください。施設見学も随時受け付けております。

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