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社会福祉法人ヒューマンライツ福祉協会

不登校支援について

ヒューマンインクルーシブセンタークリエバ 不登校支援について

2022年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果

文部科学省が10月4日に公表した「令和4年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」によると、小・中学校の不登校児童生徒数が約29万9千人で過去最多になりました。うち学校内外で相談を受けていない児童生徒数が約11万4千人(過去最多)、うち90日以上欠席している児童生徒数が約5万9千人(過去最多)等の結果も明らかになっています。

 

小中学校における不登校のポイント

  • 小・中学校における不登校児童生徒数は299,048人(前年度244,940人)であり、前年度から54,108人(22.1%)増加し、過去最多となった。在籍児童生徒に占める不登校児童生徒の割合は3.2%(前年度2.6%)。

 

  • 過去5年間の傾向として、小学校・中学校ともに不登校児童生徒数及びその割合は増加している(小学校H30:0.7%→R04:1.7%、中学校H30:3.7%→R04:6.0%)。

 

  • 不登校児童生徒数は10年連続で増加した。うち、出席日数が0日の者は3.2%(前年度3.5%)、出席日数が1~10日の者は7.5%(前年度7.8%)だった。また、55.4%の不登校児童生徒が90日以上欠席している(前年度55.0%)。

 

  • 不登校児童生徒の61.8%(前年度63.7%)に当たる184,831人(前年度156,009人)の児童生徒が、学校内外の機関等で相談・指導等を受けている。うち、学校外の機関等で相談・指導等を受け、指導要録上出席扱いとした児童生徒数は、32,623人(前年度27,997人)である。また、不登校児童生徒のうち、自宅におけるICT等を活用した学習活動を指導要録上出席扱いとした児童生徒数は10,409人(前年度11,541人)である。

 

長期欠席のうち高等学校における不登校

  • 高等学校における不登校児童生徒数は60,575人(前年度50,985人)であり、前年度から9,590人(18.8%)増加した。在籍児童生徒に占める不登校児童生徒の割合は2.0%(前年度1.7%)。

 

令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果

https://www.mext.go.jp/content/20231004-mxt_jidou01-100002753_2.pdf

令和4年度 大阪市立学校における暴力行為・いじめ認知・不登校数

https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/cmsfiles/contents/0000517/517247/reiwa4nendooosakashiritugakkou.pdf

 

生きづらさを感じている子どもたちが増えています

不登校の原因として発達障害が隠されている場合があります。また、経済的にフリースクールへの通所が困難、特性の関係で適応指導教室が合わない児童生徒もいます。そして、子どもたちが生きづらさを感じるときは「周囲に理解してもらえないとき」ではないでしょうか。

発達が気になる子ども、発達障害の若者・大人をサポートするクリエバでは、

不登校の子どもたちの声や、声にならない気持ちに寄り添う不登校支援も実施しています。

 

クリエバ不登校・学生のサポート

「ココスタ」

①発達検査・診断サポート

公認心理師による発達検査、OTやPTによる認知・体幹機能等の評価をもとに、子どもや若者の特性や課題を把握し、適切な支援を検討します。また、医療機関の情報提供や診断を受けるまでのサポートも行っており、発達障害の診断を希望する子どもや若者、保護者の方を支援しています。

②相談支援

不登校の子どもや若者、保護者の方からの相談は

  • 発達障害のある子どもや若者を対象とした相談支援
  • 子どもや若者、保護者の方の話を聴くこと
  • 一人ひとりの状況やニーズに合わせた支援の検討

相談支援では、子どもや若者の状況を把握し、適切な支援を検討するために、以下の方法で支援を行っています。

  • 面談
  • 家庭訪問
  • 学校訪問
  • 医療機関や行政機関との連携

③個別支援

不登校の子どもや若者を対象の個別支援は

  • 子どもや若者の話をじっくりと聴き理解すること
  • 子どもや若者の主体性を尊重すること
  • 子どもや若者が自分らしく生きるためのサポートを提供すること

子どもや若者の一人ひとりの状況やニーズに合わせた支援を行います。学習支援、生活習慣の改善、社会性やコミュニケーションスキルの向上など、子どもや若者の強み、本人が抱える課題に応じた支援を提供します。

④居場所づくり

不登校の子どもたちが安心して過ごせる居場所を提供し、社会とのつながりをサポートしています。クリエバの居場所づくりは、

  • フリースペースを用意する

  子どもたちが自由に過ごせる

  フリースペースを用意しています。

  • 子どもたちが自分らしくいられる活動を提供する

  子どもたちが好きなことに取り組める

  プログラムを提供しています。

  • 子どもたちが同じ境遇の子どもたちと交流できる機会を提供する

  子どもたちが自分だけじゃないんだっ

  て思えるような環境をつくり、

  心の成長をサポートしています。

⑤ソーシャルスキルトレーニング

ソーシャルスキルトレーニングは

  • 発達障害のある子どもや若者を対象としたソーシャルスキルトレーニング
  • 子どもや若者が失敗をしてもよい環境で継続的に練習してスキルを身につける
  • 一人ひとりの特性や課題を踏まえたトレーニングを提供

不登校の子どもや若者は対人関係に苦手意識を持っていることが少なくありません。ソーシャルスキルトレーニングとは、コミュニケーションスキルや問題解決スキルなど、さまざまなスキルを身につけるためのトレーニングです。子どもや若者が社会で生きていくために必要な力を身につけることができます。

⑥キャリア発達支援(ジョブリハ)

プログラムでは対人スキル・作業スキルを中心にした「仕事」を組んで体験してもらいます。実際の場面で具体的に学んでいけることが強みです。そして体験することで「生活」と「仕事」をイメージしてもらうことに繋げます。作業療法士が関わることで個別の行動や作業特性を分析し、全体の活動課題の設定をし必要な職業スキルを身につけるアプローチをします。

活動の中心はカフェの運営です。運営の方法をいっしょに考えて実践しています。活動の一例としては

  • 企画立案会議(利益を出すための企画・イベント企画・活動の役割分担)
  • 作業スキル(PCでのチラシ作成・売上の計算や管理・物品管理)
  • 接客(お客様への臨機応変な対応・コミュニケーションスキル)
  • 日常生活管理(掃除・洗濯・調理・買い物)など、

自分たちで考えて自分たちで組み立てていき、実施をすることで結果が出る。スタッフがサポートしながら実践していき、結果をフィードバックする時間も設けています。これらのプロセスを通して総合的に体験しながら学んでいきます。

⑦家族支援と関係機関等の連携

本人・保護者の方の希望に沿って、学校訪問によるアセスメントや関係機関と情報を共有し、子どもたちの成長する環境を整えます。また、不登校経験者による経験談等を伝えるセミナーの実施や出張研修などに取り組んでいます。

 

ココスタの具体的な取り組み

 

〇エピソード記事 | 読売新聞

https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20221123-OYO1T50022/

 

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TEL 06-6567-7115 FAX 06-6567-7116

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