杖、車イス、ベッドなど利用者様の生活を支えてくれる福祉用具。
これらは介護保険が適用されるので、利用者様の負担は少なく済み、
手軽に利用できるので使い勝手が非常によいです。
今までだけでも助かっていたのですが、
その福祉用具が今、凄くめざましく発展をしているんです!
ということで
今回はあったら便利な福祉用具3点を紹介したいと思います。
あったら便利な福祉用具 ①
「電動歩行器」
「歩行器にも電動つけるんだ」というのが正直な感想。
もちろんいい意味で。
坂道の上りではアシスト機能が働き、下りでは減速してくれます。
また傾いた道(歩道はよく傾いているので)では補正もしてくれます。
これが一番便利な機能かもしれません。
気になる重量は10kg前後です。
あったら便利な福祉用具 ②
「排泄支援予測機器」
その名の通り尿意を予測して排泄介助を減らす支援をする機器です。
お腹に機器を貼りつけると尿のたまり具合を数値化して教えてくれます。
簡易のエコー検査みたいなかんじでしょうか?
難点は名前ですかね。ちょっと呼びにくい・・・
あったら便利な福祉用具 ③
「とろみサーバー」
これを知った時は衝撃的でした。
自動販売機のような大きな機械で500ml~2000mlの
水やお茶にとろみをつけることができます。粘度も調整できますし、
なにより失敗がほとんどありません。
飲み物にとろみをつけたことが人なら分かると思いますが、
毎日同じ粘度の飲み物を作るのは非常に難しいですから・・・
一家に一台というよりかは大人数が利用する施設などでは
重宝すると思います。
ちなみに値段は80~100万円ぐらいです。
介護保険は使えなさそうですが、ミニサイズができたら
保険の適用もあるかもしれません。
2025年から介護業界は「国難」といわれるぐらい逼迫した状況に
なるそうですが、同時に利用者様の生活を支える福祉用具が
めざましい発展を遂げています。
これは希望の光といえるかもしれません。
どんどん新しい発想で出てくる福祉用具を知ることが
楽しみでしょうがないです(笑)。