福祉でまちづくりを進める
社会福祉法人ヒューマンライツ福祉協会

シニアアドバイザーの役割~総合就労支援福祉施設にしなりWingを知ってもらおう!

2022年4月より総合就労支援福祉施設にしなりWingでは、シニアアドバイザーという職を新たに作り活動を始めています。

就労継続支援B型事業、就労移行支援事業、就労定着支援事業を多機能型で展開しているにしなりWingでは利用者様や職員が、それぞれの体調や状況に応じて、個々のペースで日々就労に向けて頑張っています。そんな日常のようすを織り交ぜながら、にしなりWingの活動や訓練のようすを伝え、とりわけ支援学校高等部や高等学校を卒業する(した)生徒の皆さんに、にしなりWingに興味・関心を持っていただき、ひいては卒業後の進路選択のひとつとして考えていただけるよう情報発信するのがシニアドバイザーの役目です。

シニアアドバイザーとして活動している私は、3月までは大阪府に奉職し、教育委員会での勤務や府立支援学校の校長を務めてまいりました。この間、シニアアドバイザーの活動で学校へ訪問や連絡等を頻繁にしていますが、円滑に進められていることは、校長として築いた人とのつながりのおかげと改めて感謝しています。そんなつながりを今度はシニアドバイザーとして作っていくことができれば、と考えています。

支援学校高等部や高等学校を卒業する(した)生徒の皆さんに、にしなりWingのことを知ってもらうためには、まず先生方に知ってもらうことが大切です。この間、学校訪問や電話連絡等でたくさんの先生方とお会いでき、いろいろお話をしていただき、にしなりWingの情報提供だけでなく、学校の実情や要望などもお聞きすることができました。そんななかからにしなりWing見学会説明会を設定し各支援学校にご案内することができました。加えて、児童生徒のみなさんや保護者の方々に早い時期からにしなりWingを知っていただき、将来についてや、就労や仕事について考えていただけるよう職場体験プログラムを計画し、これもご案内することができました。

先生方お一人おひとりとのやり取りが一つの取組みにつながりました。さらに児童生徒の皆さんや保護者の方々とつながり、にしなりWingとたくさんの学校とのつながりができるようシニアアドバイザーとして微力ではありますが尽力したいと考えています。

見学会(送付)