福祉でまちづくりを進める
社会福祉法人ヒューマンライツ福祉協会

すずらん施設長コラム~言語化すること

高齢者介護に携わる人たちは、総じて真面目で優しくて、誠実な方が集まっています。その仕事ぶりをみていると、ある時期に急激に良くなってくるタイプの人がいます。個人的な見立てになるかもしれませんが、そのような軌跡をたどる人は基本的に現象を言語化することができてきます。誰に何が、なぜ、どのようにして起きているのかをご自分の言葉で説明できるようになっています。

伸びていく人、しかるべき成長過程に乗っていく人は、自分の言葉を使って表現できる力が付いてきます。そんな視点で周りを観察したり、自分自身を振り返ってみると、まだまだ足りないことだらけであることに気付かされます。

ところで、新型コロナウイルスの新規感染者数も瞬く間に増えてきました。緊張感の連続で、家族様にも、面会など、様々な部分でご不便をおかけしているところですが、明るい未来がきっとくる!ものと信じて、乗り越えていきたいと考えています。