ヘルパーの仕事をしていて毎日のように利用者さんに接していると、その人その人の生活が見えてきます。イカナゴのくぎ煮が好きな人や、昼夜が逆転している人など色々な人がいます。
そんな様々な生活が時折、崩れるというか・・変化する時があります。
その変化はすごく些細なことから始まることが多いです。
そして、その些細な変化は利用者さんから発信するシグナル(信号)で、それを見逃せば利用者さんの人生を左右する事故や病気になる危険性が潜んでいます。
例を挙げると、いつもは元気で明るい方が何やら不安気でご自分の体調を気にされたり、弱気な発言がみられました。
別段見た感じではわかりませんが、本人はすごく心配そうにされていたので、念のため病院で検査をすると脳梗塞の一歩手前だったということがありました。
次に話すのは私が実体験した話です。
これは私がヘルパーになり始めたばかりの頃のことです。80代男性の方の話です。その方はいろいろなこだわりがあり、新米の私には少し荷が重かったような気もしましたが、何とかこなしていました。
ある日訪問すると突然「そこの風鈴を洗ってくれ」とおっしゃるので、今までそんなことを言われたことが無いため、少々驚きながら「コレを洗うんですね?」と確認すると「そうや」と一言。そして、私は言われるままに風鈴を洗い、また元の場所に戻しました。
今まで「風鈴を洗って」などと言われたことがありません。なぜそんなことを言うのか・・その時は分かりませんでした。彼の発言の意図とは・・・
(その2へつづく)
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