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障害者のグループホームについて担当のOさんからお話を伺いました。

障害者グループホーム事業の概要についてお願いします。
知的障害や精神障害、身体障害をお持ちの方々のためのグループホームを西成区内に運営しています。グループホームでは利用者さんが独り立ちをするための支援や重度の知的障害者のための生活支援など、それぞれのホームの利用者やその目的に合わせた生活支援を行っています。

この事業が立ち上がったきっかけは何でしょうか。
西成障害者会館が出来た頃に重度の知的障害者が通うデイサービスがありました。そこに当時20代の利用者さんが通っていたのですが、その利用者さんの保護者の方が「この子を置いて死ねない」と悩んでいられました。当時親を失った障害者をもつ利用者さんはどうするのかという問題が考えられており、私たちは利用者さんが住み慣れた地域で暮らし続けるためにグループホームを建てたいと考えていました。

この事業のニーズは何でしょうか。
現在は利用者さんがグループホームを選ぶ事が出来るほか、医療的な面で相談を受けることも多いです。そのため介護職として医療的なスキルも必要ですね。またヘルパーさんとの連携や緊急時のショートステイも必要だと思います。

同業他社と比べてここが強みだ、と思えることは何ですか。
私が感じるのはスタッフ一人一人のスキルが高いことですね。また伝え方がとても上手で、知識が多く、職員間の調整もすぐにできます。離職率も低いです。

職場の雰囲気はどうでしょうか。
すごく良いです。利用者さんや入居者さんのためという目的を何度も再確認しながら職員がその手段について考える事が出来ます。

求職中の方へ一言お願いします。
大変なことや心が折れそうな時がありますが、自分が楽しいと思えることを見つけ、それを続けていくことが仕事を長く続けるコツだと思いますので、頑張ってほしいです。