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特別養護老人ホームまちかどホームすずらんのTさんに取材させていただきました。

まちかどホームすずらんでは、
24時間ケアを行っています。職員の方は50名ほどです。
10代から幅広い年齢の職員の方がいらっしゃいます。経験のある方や、経験はあっても当協会に入職して間もない方など様々な方が勤務されています。
一人で抱え込まず、専門職などと連携して、利用者の方それぞれに合ったケアを全体で考えていくという雰囲気の職場だそうです。

まちかどホームすずらんは、
高齢になってもこの地域に住み続けたいという思いから設立されました。西成エリアには老々介護、単身生活の孤立、虐待、経済的不安などの問題が多く、そういった方が利用されています。施設では栄養管理された食事が提供され、入浴や排せつの介助を行います。食事は一人ひとりにあった時間に提供されます。サイズも、一口サイズ、ミキサー、またはそのままなのか、一人ひとり異なります。利用者の方が糖尿病や心臓病などを患っている場合があります。その場合は、それを考慮した食事が提供されます。

同業他社と比較した際の強みを伺ったところ、
地域になじみがあるのが強みとのことでした。一方で課題は何かお聞きしたところ、統一ケアの難しさが課題とのことでした。大人数の方が利用されているので、入浴や食事、消灯時間が決まっているのからだそうです。

勤務されていて、印象に残ったエピソードをお聞きしました。
利用者の方と旅行に行ったことが印象に残っているそうです。個人でもグループでも旅行されています。動物が好きな利用者の方がいらっしゃって、その方と動物園に行ったことがあるそうです。旅行の際、宿泊される場合は、車イスでも利用可能なホテルに宿泊されます。

リクルートしている方へのメッセージをいただきました。
様々な施設があり、それぞれに魅力があります。色々な施設に触れて、まちかどホームすずらんを選んでもらえるように頑張っていきたいとのことでした。利用者の方と旅行に行く機会があるというのは知りませんでした。“施設”というと、その主な生活場所が施設内で、外出するのも施設周辺の散歩だけだと思っていました。旅行に行くと、施設内の移動よりも長距離を移動するので、運動にもなります。また、いつも見ている施設内の景色とは違うものがたくさん見られるので、脳の刺激にもなると思います。