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ヒューマン援護福祉プラザの事業について、担当のAさんからお話を伺いました。

この事業の概要についてお願いします。
私たちは、釜ヶ崎エリアに住む人々の生活をよくするために就労継続支援A型、およびB型の作業場所と機会の提供や、利用者さんの生活、契約相談の事業を行っています。また利用者さんのご家庭の訪問やホームヘルパーの派遣、ヴィンテージワークの斡旋事業、萩之茶屋に住む人々の交流の場として萩茶会も行っています。

この事業が立ち上がったきっかけは何でしょうか。
釜ヶ崎エリアの地域開発の一環としてそこに住む人々により良い生活を送ってもらうために働きかけようと思ったことがきっかけです。

この事業のニーズは何でしょうか。
主に日中の活動の場や悩みごとの相談、解決があります。またヘルパーや訪問看護師に来てもらい、家事支援や身体介護を受けることもニーズとしてあります。

同業他社と比べてここが強みだ、と思えることはありますか。
先ほど述べた5つの仕事を、他の地方から仕事や家が無くて流れてきた方々に一括して提供できることですね。またヒューマンライツの一員として他の事業所と連携できることも強みだと思います。

この事業が抱えている課題は何でしょうか。
私たちは釜ヶ崎で働いていてもその地域についてよく知らない部分があるため、利用者さんや釜ヶ崎とのかかわりが不足しているのではないか、と考えています。

これは印象に残っている、というエピソードはありますか。
利用者さんの中には昼夜逆転して荒れた生活を送られている方がいるのですが、その方が就労支援を通じて就職する事が出来ました。私はそのことから、人間はどんなにどん底に陥っても回復でき、その回復力を私たちが支援してあげていけることを学びました。

職場の雰囲気はどうでしょうか。
スタッフの人数が少ないので、和気藹々としていて結束力も強いですよ。

今後事業をどのように展開させていきたいですか。
まず利用者さんを増やすことですね。またスタッフの資格的、技術的な質の向上や釜ヶ崎エリアのことをもっと知ることで困ったことがあったらすぐに相談できるようになりたいです。

求職されている方へ一言お願いします。
とにかく失敗することを恐れないでほしいですね。失敗体験から学ぶことは多いし、学び続けるほど自分の理想に近づいていけるのではないか、と思います。