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北西部地域包括センターのTさんに取材させていただきました。

Tさんを初めて見た時の印象は、
とても柔らかい雰囲気でとても話しやすそうだなと感じました。

前職は
社会福祉士として北西部地域包括センターで相談業務に携わられています。
前職は地域の内科のクリニックで受付業務をされていたそうです。そこで高齢者の方からさまざまな相談を受けたそうなのですが、その頃はうまく答えられなかったそうです。そこから、高齢者の方々の力になりたいと思うようになったことをきっかけに、社会福祉士の資格を取り、転職をされて今に至るそうです。

仕事内容としては、
地域包括支援センターは高齢者の総合相談窓口となっており、高齢者の方々からのさまざまな相談を受け付け、適切なサービスや機関につなげることをされているそうです。また、地域の方々との交流の場として、ゆーとあいでふれあい喫茶を行い、高齢者の方々と他愛もないお話をしながら、何か困ったことがあれば相談してもらえるように活動されているそうです。

仕事に対するやりがいとストレスについて
伺ったところ、ふれあい喫茶での交流のような小さなところから高齢者の方とつながることができたときや、相談に来た高齢者の方から「相談して良かった」と言ってもらえたときにやりがいを感じているそうです。しかし、自分がまだやったことないことやよく知らないことなど未知に対する不安を感じると、仕事の前日に明日のことを思って不安に思ったり、プレッシャーを感じてしまったりすることがあるそうです。そういったことが起こったときは、今日あった出来事や相談者の方に言われたことを、他の職員に話したり共有したりしているそうです。また、自分では分からないことなどは、人に頼ることもされているそうで、同じ会社の別の事業所に電話をかけて知識や助言をもらうこともあるそうです。

相談事を聴く際に意識している点として、
特に初めての方との最初の相談でお話を聴く際には、とにかく「聴くに徹する」を意識してされているそうです。相談者の方にはなるべく話してもらい、そのことによって、自分自身を「話を聴いてもらえる人」と思ってもらい、これからの関係性が構築できるように、集中してお話を聴いているのだそうです。

今後の目標について
お仕事においては、これから社会福祉士としてどんどんスキルアップをしていきたいと考えているそうです。プライベートにおいては、仕事以外でも活躍できるようになりたいとおっしゃっていました。また、フランスなど外国にも行ってみたいと語っていました。

求職中の学生の方へ向けてメッセージ
「知らないことや、やったことないことはなかなか踏み出せないけど、まず一歩踏み出してほしい。一歩踏み出せば、そこから得られるものがある」とおっしゃっていました。

取材をしていく中で、
Tさんの素敵な人柄がとても伝わってきて、相談に来られている方々も、こうしたTさんの人柄や心構えに支えられているのだなと感じました。