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今回のインタビューでは、ホームヘルプセンターで介護士として勤務されているMさんにお話を伺いました。

Mさんの印象として、
落ち着いた雰囲気がありましたが笑顔が可愛らしい方でした。

介護士として4年目で、日々の業務としては
高齢の方や障害をお持ちの方のご自宅に訪問し身体介護（食事、入浴、排泄など直接身体に触れて支援する介護）

家事援助（食事の用意や買い物、洗濯など一般的な家事を行う介護）を行うホームヘルパーさんとして勤務されています。

そんなMさんが、
日々の業務の中で大切にされていることは
「利用者さんとの距離感」だそうです。ヘルパーに来てもらわなければ生活がままならない方は、好き好んでそのような生活を送られているわけではありません。
誰かに手伝ってもらわないと「ご飯が食べられない」「トイレに行けない」など人が人らしく生きていくために必要なことができないため利用せざるを得ないのです。

そんな利用者さんのお宅にホームヘルパーは、
一人で訪問し介護をしていくため利用者さんとの信頼関係が何よりも必要不可欠になります。
その信頼関係がなければ、利用者さんからは頼ってもらえず必要な介護を提供できません。

だからこそ、
支援者と利用者さんとの距離感がとても重要になってくるのです。

このことを大切に考えていらっしゃるMさんは、
利用者さんとの関係性を構築されていく中で「自分とは異なる考え方の人に出会えることが楽しい」とも教えて下さいました。

高齢の方や障害をお持ちの方の生活に
私たち支援者が踏み込ませていただけることで、同じ境遇にはなれなくても歩み寄ったり近づいたりすることができます。
それを楽しいと話してくださるMさんは、本当に利用者さんに寄り添っていらっしゃるのだなと実感しました。
実際に利用者さんからも、「あんたが一番好きや」と言われているそうです。

このように、
利用者さん一人一人としっかり向き合いながら介護福祉士の資格を取ろうという夢を持ちながら頑張っている先輩がいらっしゃることを紹介します。