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福祉従事者向け転職お役立ちガイド
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介護職向け転職お役立ちガイド
高齢者やさまざまな障害を持つ人々に対して、食事や排泄、入浴、移動といった日常生活のサポートやケアなどを行うのが基本的な仕事です。ただ“お世話”をするのではなく、利用者のQOL（生活の質）を向上させていく役割を担います。一人ひとりが望む自立した生活をともにめざし、自己実現の願いに寄り添う。利用者に最も近い最前線の仕事です。活躍の舞台となる施設は、入居施設、通所施設、そして訪問サービスがあります。
介護職の仕事でのつらいことは何ですか？
現場にいたころ、ある入居者さんに頼まれていたことを、
次の日にやろうとしたら、もう亡くなられていたということがありました。
「あの時すぐにしてあげていたら」と、どれほど後悔したかわかりません。今管理職になって、そのときの辛い思いを忘れずに、そういうことが二度とないように、どの瞬間も手を抜かずに、何かして欲しいという声があったら、すぐにやってあげようということを、みんなに強く伝えています。
介護職（特別養護老人ホーム） Nさん
私は１７年ずっと訪問介護をしていますが、
一度もつらいと思ったことがありません。
つらかったら、とっくに辞めていると思います。
もちろん最初は不安もあったし、どうしたらいいかわからないこともありましたが、何があってもすべて解決してくれる頼れる上司や先輩がいたので、何も恐れることなくいつも楽しく仕事をしてきました。
みなさんにもそう思ってもらえるように、私たちがしっかりとフォローするので安心してください。
訪問介護職 Aさん
訪問介護職 Kさん
自分の思い通りには絶対にならない、ということです。
どうしても経験が浅いときは、自分が思い描く道に利用者さんを
乗せようとしてしまいますが、絶対に思った通りにはなりません。
また、実習生で来てくれた人が、子どもに髪の毛を引っ張られて、すごいショックを受けたというのもよくある話です。
たぶん、障害を持つ子どもは、いつも笑顔で接してくれると思い込んでおられるのだと思います。でも、子育てをした人ならわかると思いますが、子どもは親の思い通りには育たないし、思い通りに行動してくれるわけがないんです。
自分の思い描いた道に乗せようとしたり、自分の気持ちを押し付けようとした瞬間に、利用者さんも自分自身もしんどくなります。
だからこそ、常に利用者さんと一緒になって道を探していくということが大切なのです。
介護職（障害児支援） Oさん
ありがとうと言われたらうれしい反面、
相手に拒否されるのはつらいことです。
そういうことにぶつかったときに、自分がどれだけその人を好きでいられるかが問われます。
拒否されて腹を立てるのではなく、その人を常に肯定することが大事だと思います。
同じ人が先輩とは笑顔で接しておられたりするので、それをよく観察していると、接し方や話し方や距離の取り方が違うことに気づくこともあります。
そこにも学びがあり、成長があるので、それもまた楽しいと思えてくるはずです。
介護職（高齢者デイサービス） Oさん
