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福祉従事者向け転職お役立ちガイド
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介護職向け転職お役立ちガイド
高齢者やさまざまな障害を持つ人々に対して、食事や排泄、入浴、移動といった日常生活のサポートやケアなどを行うのが基本的な仕事です。ただ“お世話”をするのではなく、利用者のQOL（生活の質）を向上させていく役割を担います。一人ひとりが望む自立した生活をともにめざし、自己実現の願いに寄り添う。利用者に最も近い最前線の仕事です。活躍の舞台となる施設は、入居施設、通所施設、そして訪問サービスがあります。
介護職の経験はないのですが、転職するにはどうすればいいですか？
無資格、未経験はもちろん、異業種からのチャレンジャーも大歓迎です。
むしろ、ヒューマン全体で見ても私のように異業種から転職してきた人のほうが多いぐらいです。
いろんな社会経験がある分、引き出しもたくさんあるので、面白いことができると思います。
たとえば、介護職といっても介護以外に企画を考えたり資料をつくったりする仕事もあるので、パソコンを使うことに慣れていたらそういうところで活躍してもらえるし、飲食業や調理の経験がある人は、鍋パーティーなどのイベントで特技を発揮してもらえます。
介護職（特別養護老人ホーム） Nさん
経験は問わないのでぜひご応募ください。
何もないところからやっていく中で、ちょっとしたやりがいを感じてもらえたとしたら、私たちも自分たちが感じている楽しさを伝えていけると思います。
相談職（障害者相談） Kさん
未経験の方も大歓迎です。
もちろん経験者の方ならこれまでの経験を活かしていただけるし、私たちもその方からいい刺激や影響を受けて成長していけるので大歓迎ですが、まったく経験のない方は真っ白な状態なので、吸収も早いような気がしますし、未経験から活躍している人はうちにはたくさんいます。
ただ、看護職の方は看護学校を出てすぐに施設看護師になるよりも、少しは医療で経験を積んでからのほうがいいのではないかと私は思います。
もちろん未経験ではだめというわけではありませんが、学校で学んだ基礎だけでは高齢者看護はむずかしいかもしれません。
看護職（高齢者デイサービス） Yさん
初任者研修の資格さえあれば、現場経験はなくても一から教えるので大丈夫です。
私も２９歳で初任者研修を取得し、何もわからないまま介護の世界に飛び込んでここまで来ました。私にできるのだから、誰にでもできるはずですし、意欲があれば誰にでもチャンスがあると思います。
訪問介護職 Aさん
訪問介護職 Kさん
私自身、福祉経験はまったくなく、障害のある人と接した経験もない状態で、
ヒューマンライツに入職しました。
もちろん、知識や経験のなさを感じたこともあったけれど、何の知識もないからこそできたこともありました。
私たちは、障害のある子どもに関わる人や引きこもりの人と関わる人をもっと増やしたいと思っていますし、自分自身もそうだったので、資格も経験もない人を応援したい、サポートしたいと思っています。
ただし、障害児支援や発達障害支援だけやりたいという気持ちでは、この仕事をしていくのはむずかしいと思います。
重度の障害で家から一歩出るのがむずかしい人をどうするのか、一人で食事が取れない人にどうしたら食事を取ってもらえるのか。
そういう根本的な介護支援も大切だと思うからです。
私が最初に配属されたのは、入浴を介助する仕事でした。お風呂に出勤してお風呂から帰るという生活を２年やりました。そこで毎日、一人でお風呂に入れなくなった方たちをお世話したこと、「ありがとう」と言ってもらえたことが、今の自分のベースになっています。
だから、広く福祉に携わるという気持ちを持って入ってきてほしいと思います。
介護職（障害児支援） Oさん
実は私も去年の４月に入ったばかりで、
それまで福祉の仕事は一切したことがありませんでした。
もちろん資格もなかったので、初任者研修も入職してから取らせてもらいました。
そういう制度もあるので、やる気さえあれば、資格や経験がなくても安心して応募してください。
介護職（高齢者デイサービス） Oさん
