8/1(金)毎年恒例、地域の『盆踊り』が開催されました。
この『盆踊り』は1970年ごろまでは現長橋第二保育所横のグラウンドで開催されており、
その後は現情報センター奥の場所にあった地域プールに移転。
現在は長橋第三公園で開催されている、古くから受け継がれる伝統行事です。
真夏の太陽が照りつける中、今年も我らがヘルプセンター出店班は汗と情熱をもって祭りに挑みます。
盆踊り会場の一角を任された私たちは、移住者も地元民も入り交じるにぎやかな空間の中で、
くじ引き・ヨーヨー釣り・スーパーボールすくいといった縁日定番ブースを展開。
予想を超える人の波に揉まれながらも、「今年も笑顔を届けるぞ!」
の心意気だけは誰にも負けません。
まず目を引いたのが、くじ引きコーナー。列の最後尾が見えないほどの長蛇の列。目玉景品が当たると同時に、鐘の音が辺り一面に響きわたり、まるで“祭り界のゴング”。
鐘の音量=豪華さという謎のルールが定着し、大人たちは耳を澄ませ、子どもたちは鐘とともに爆笑と歓喜の声を上げていました。もはや鐘が主役なのでは?とさえ思える勢いでした。
ヨーヨー釣りは毎年ドラマの宝庫。
今年は「ビニールプールは間違われやすいから、角形容器でいこう!」と意気込んだものの、
ふたを開けてみれば、容器が浅すぎて車椅子の方の手が届かず…想定外の課題に頭を抱える場面も。
付き添いの看護士がそっと支えながら釣り糸をたらす姿に、出店班一同が胸を熱くした瞬間でもありました。一方、子どもたちの釣りスタイルも個性全開。「こよりじゃなく金具を掴んで釣る」という技(?)を披露する猛者も出現。それがルール違反かどうか…そんな議論を超越して、
全員が大爆笑でした。
そしてスーパーボールすくいは、大人も油断ならない熱狂スポットに。
色鮮やかなボールに紛れて、アヒルのキャラクターが混入。その存在が子どもたちのツボを直撃し、「あれ!アヒル!アヒル絶対ほしい!」と大騒ぎ。特別感の根拠は謎ですが、テンションだけは100点満点。地味ながら壮絶な戦いが繰り広げられていました。
何より今年印象的だったのは、異文化が自然に溶け込んでいたこと。くじ引きの列で聞こえる外国語、ヨーヨー釣りで母国語で教える親子…。祭りはいつの間にか、多様性の交差点になっていたのです。
「懐かしい」を共有する人も、「初めて」を体験する人も、すべての笑顔が祭りを形作っていました。
後半はだいぶくたびれていたけれど、何とかやり切った出店班。
翌日はそれぞれ、ゆっくり過ごしました。大変だけど、やっぱり楽しかったなと思える時間でした。
関係者のみなさま、今年も本当におつかれさまでした。
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