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社会福祉法人ヒューマンライツ福祉協会

すずらん通信 特養「革新的な認知症治療薬」

アルツハイマー型認知症は発症まで10年から

20年かかるといわれています。

その間にアミロイドβという物質が脳に悪さをして脳細胞を死滅させたりします。

また発症まで時間がかかるので認知症と診断された時

にはすでに進行がすすんでいる可能性があり、

治療が困難な場合があります。その治療が難しいとされる

認知症に希望が持てるような新薬が誕生したそうです。

その新薬の名前はレカネマブといい、

先述した脳に悪さをするアミロイドβをこのレカネマブが取り除き

認知症を治療するというものです。原因物質を取り除くので認知症の

進行を遅らせることにかなり期待が持てます。

新薬として期待できそうなレカネマブですが、

まだ新薬ということで投与までに時間がかかったり、

保険適用とはいえ治療費が高くなってしまったりと一般の方が

利用するにはまだまだハードルが高めです。

また投与は点滴で月に2回行ない(原則18か月)、

副作用である脳のむくみや出血の検査を行なうために

MRI検査も必要になります。

しかし、今後は注射での投与も検討していたり、

治療費の見直しも行なうそうなので、今後に大注目です!!