2025年10月7日
アルツハイマー型認知症は発症まで10年から
20年かかるといわれています。
その間にアミロイドβという物質が脳に悪さをして脳細胞を死滅させたりします。
また発症まで時間がかかるので認知症と診断された時
にはすでに進行がすすんでいる可能性があり、
治療が困難な場合があります。その治療が難しいとされる
認知症に希望が持てるような新薬が誕生したそうです。
その新薬の名前はレカネマブといい、
先述した脳に悪さをするアミロイドβをこのレカネマブが取り除き
認知症を治療するというものです。原因物質を取り除くので認知症の
進行を遅らせることにかなり期待が持てます。
新薬として期待できそうなレカネマブですが、
まだ新薬ということで投与までに時間がかかったり、
保険適用とはいえ治療費が高くなってしまったりと一般の方が
利用するにはまだまだハードルが高めです。
また投与は点滴で月に2回行ない(原則18か月)、
副作用である脳のむくみや出血の検査を行なうために
MRI検査も必要になります。
しかし、今後は注射での投与も検討していたり、
治療費の見直しも行なうそうなので、今後に大注目です!!