2025年3月1日
【どうなる2025年問題】
団塊の世代(1947年~1949年生まれの世代)が
75歳以上になり、医療や介護などの社会保障費が
今よりもっと増えていくという問題が
2025年問題(の一部)です。
といっても2025年になったからすぐに
どうこうなる問題ではないのですが・・・
要介護の高齢者が急増するということは、介護人材の確保が必要です。
現在介護職員は約212万人(令和5年度)といわれています。
しかし、高齢者の人数に対して必要な介護職員の数が足りてません。
どのくらいかというと約30万人足りていないといわれています。
30万人っていまいちピンときませんよね。
介護保険が始まった2000年当時は
55万人の介護職員がいたそうです。
そこから年に数万人増えていき、
ようやく今の212万人に至ったわけです。
これだけ聞くとかなり増えた気がしますが、まだ全然足りてません。
足りない30万人という数字はすぐには埋めることができません。
しかも2023年は上昇傾向であった介護職員の総数が前年より
2万人ほど減少しています(汗)
しかし、ニーズ(高齢者のケア)は高まる一方、、、、
介護職員
高齢者
国の2025年問題の対策は「自助努力」と「民間による支援」だそうです。
「えーーー」って思いませんか、、要は自分のことは自分でやれということです。
国としては万策が尽きたんでしょうか。。。
【2025年問題のその後】
超高齢化社会はまだまだ続きます。
泣き言を言いたいですが、足りていない介護職員で
高齢者の方たちを支えなければいけません。
自助努力も大切ですが、私達にできることは
介助努力しかないのかもしれません、、、