2025年1月14日
私が介護の仕事をする上で大切にしている
「か・き・く・け・こ」があります。
「か」・・・書く
介護の仕事をしていると記録が欠かせません。
利用者さまの日々の変化をスタッフ全員で共有する必要があるからです。
しかし、まぁ書きますね(笑)
同じような内容のことも紙にパソコンにたくさん書き込みます。
しかし、後から見直すことができるのでデータの蓄積って大事だなと感じます。
「き」・・・記銘力
利用者さんの体調やADLは日々上がり下がりします。
そのため新しい情報を素早く捉えて短い間で、アップデートする必要があります。
その能力が記銘力です。長期的な記憶はあまり要りません。
なぜなら高齢になると体調やADLが短期間で変わってしまうことが多いからです。
「く」・・・クーリング
頭を冷やす。これは風邪を引いた時の対処法ではなく、
冷静になるという意味でのクーリングです。
利用者さんとのコミュニケーションが上手くいかずイライラしてしまうことがあります。
そんな時は一旦距離を置いたり、別のスタッフに対応を
変わってもらったりして頭を冷やすことも大切です。
「け」・・・傾聴
ただ漠然と聞くのではなく、相手に寄り添って聴く。
それが傾聴です。積極的に質問をして隠れたニーズを引き出したり、
大きく相づちを打つことで利用者さんとの距離を縮めることできます。
「こ」・・・声掛け
相互理解を深めるために必要です。
しかし、単純に話しかければいいという訳ではありません。
声掛けをするにはTPOが肝心です。
時・場所・場合を間違えると不適切なケアになる可能性があります。
相手の感情・行動をしっかり把握して、その場に応じた声掛けをしたいものです。
これが意外と一番難しかったりします。
以上、私の介護の「か・き・く・け・こ」 でした。。