福祉でまちづくりを進める
社会福祉法人ヒューマンライツ福祉協会

来年度(2025年度) こどもリハビリテーションセンター【療育・発達支援】のご案内

こどもリハビリテーションセンター【感覚統合療法・運動療育】

~発達が気になるこどもたちの強みを発見します~

 

乳幼児期は、生涯にわたる人間形成の基礎となる、脳の発達が著しく活発な時期です。

こどもリハビリテーションセンターでは、この大切な時期のお子さんを総合的にサポートするため、

一人ひとりの発達段階に合わせた個別のリハビリテーションを提供しています。

発達支援の5つの領域(「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」)を評価し、お子さんの強みや課題を丁寧に把握することで、より効果的な支援を行います。

当センターの3つの特徴

  1. 個別のアセスメントとオーダーメイドのリハビリテーション

    • 丁寧な評価を行い、お子さまの強みと課題を明確にします。
    • アセスメント結果に基づき、遊びを取り入れた楽しいプログラムを作成します。
    • お子さんのペースに合わせて、無理なく進めていきます。
  2. 専門性の高い個別・集中的な支援

    • 作業療法士、理学療法士など、専門のスタッフが、お子さまの発達をサポートします。
    • 運動発達と感覚統合療法を組み合わせ、心身ともに健やかな成長を促します。
    • 地域の保育所・学校や医療機関と連携し、切れ目のない支援体制を整えています。
  3. お子さんの「できる」を引き出す

    • 経験豊富なスタッフが、お子さんの興味や発達段階に合わせて、さまざまなアプローチを行います。
    • 成功体験を通して、自信と意欲を高めます。
    • 「こどもリハビリテーションセンター」と「クリエバの療育(児童発達支援)」を併用することで、小集団療育を通して、年齢や発達段階の近いお子さま同士との関わりの中で、社会性を育み、協調性を高めることができます。

このようなお子さんにおすすめです

  • 発達が気になる(言葉の発達が遅い、落ち着きがないなど)
  • 運動が苦手(バランス感覚が悪い、協調性が低いなど)
  • 集中力が続かない(すぐに飽きてしまう、落ち着いて遊びができないなど)
  • 友達との関わりが難しい(言葉でうまく伝えられない、一緒に遊ぶのが苦手など)

お子さんには、必ず得意なことや好きなことがあります。お子さんの強みを発見し、可能性を伸ばしていけるようサポートします。

こどもリハビリテーションを、ご利用いただいた方々の声

2025年度 発達支援 の5領域との関連性を明確にした“こどもリハビリテーション支援プログラム”

【発達支援の5領域と支援目標・内容】

1.健康・生活

■支援目標

①こどもの健康状態を定期的にチェックし、必要な対応を行います。
②こどもが自分で伝えられない体調や気分の変化に気付けるよう、細かな観察を行います。
③感染症対策と事故防止対策を徹底し、安全な環境でリハビリテーションを実施します。

■支援内容

①来所時に口頭での質問により、こどもの体調や健康状態を確認します。
②いつもと違う表情、声のトーン、動きなどを観察し、体調や気分の変化に気づくように支援します。
③手洗い、手指消毒、マスク着用などの感染症対策を徹底します。
④安全な環境作りに努め、事故を防止します。

2.運動・感覚

■支援目標

①動作の基本となる姿勢保持や上肢・下肢の運動・動作の改善及び習得、筋力の維持・強化を図ります。
②体幹・下肢を中心に筋力と筋緊張の改善を図ります。
③筋出力調整能力の向上を目指します。

■支援内容

①運動プログラムを通して、粗大運動の獲得・安定化を図ります。
②姿勢保持に必要な筋緊張及び筋力を改善・向上させるための運動を行います。
③運動プログラムの基本課題と応用課題に取り組みます。

3.認知・行動

■支援目標

視覚、聴覚、触覚等の感覚を十分活用して、必要な情報を収集して認知機能の発達を促す支援を行います。

■支援内容

ボールやブランコなど様々な物や素材に触れ、得られた情報を正しく認知・処理することにより、空間認知や時間概念、数の概念や色の名前などを獲得していきます。

4.言語・コミュニケーション

■支援目標

①個々に配慮された場面における人との相互作用を通して、共同注意の獲得等を含めたコミュニケーション能力の向上のための支援を行います。
②基本動作能力を活用し遊びを展開していきます。ルールのある遊びを通してコミュニケーションや社会性を身につけます。

■支援内容

①プログラムではマンツーマンで支援を行い、遊びや運動を通して指示を出し理解を促します。
②伝えたいことを代弁することや本人の言葉を傾聴することで、本人なりの言語化を促します。
③基本課題・応用課題の終了後に遊びプログラムを実施する。遊びプログラムではペアのお友達と一緒に遊びを展開することで関係作りを進めます。

5.人間関係・社会性

■支援目標

①一人遊びから、大人が介入して行う共同遊びへの移行を支援します。
②基本動作能力を活用し遊びを展開していく。ルールのある遊びを通してコミュニケーションを身につけます。
③基本的な社会性を習得します。

■支援内容

①運動プログラムを通して担当スタッフとの関係を作りながら進めていきます。
②遊びプログラムではペアのお友達と一緒に遊びを展開することで関係作りを進めます。
③友達と挨拶したり、お礼を言ったりするなど、基本的な社会性を身につける機会をつくります。

■本人支援の個別化
上記はあくまで一例であり、個々の利用者の状態やニーズに合わせてプログラムは個別化されます。

■保護者への情報提供
定期的に保護者へリハビリテーションの進捗状況や課題などを共有します。

■地域連携
必要に応じて、保育所や学校、福祉サービス事業者などと連携し、より効果的な支援を提供します。

 

保護者の方、発達が気になるお子さんにかかわる方々へ

当センターでは、経験豊富な理学療法士・作業療法士が、感覚統合療法や運動療育など、様々なアプローチで、お子さんの成長を促します。 遊びを取り入れた楽しいプログラムで、お子さんの心も体も育みながら、お子さんの強みを発見し、自信へと繋げていきます。

お子さんの成長を応援したい、でもどこから手を付けていいのか分からない… そんな方は、ぜひ一度ご連絡ください。

こどもリハビリテーションパンフレット(ダウンロード版)

お問い合わせ先

こどもリハビリテーションセンター

~随時見学・体験を受け付けています。お気軽にお問い合わせください。~

〒557-0025 

大阪市西成区長橋2-5-29 ツルミ診療所4階

TEL:06-6568-5757

発達が気になるこどもたちを、地域みんなで、あたたかく見守り、健やかな成長を応援するため、公式アカウントを開設しています。ぜひ、友だち登録をお願いします!
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