2024年11月20日
「噛む」
「飲み込む」
「楽しむ」
というのが食べることの3大要素だと私は常々思っています。
まず「噛む」ですが、噛むことによって食べ物を
細かくして消火吸収を促進します。
また噛むことで食感を感じたり、脳を刺激することにもつながります。
噛まないと消化不良を起こしたり、喉に食べ物が詰まる原因になります。
ただ加齢により歯の数が減ったり咀嚼力の低下があるので
当施設では普通食の他に刻み食やミキサー食などを用意して食べやすくなる工夫をしています。
次に「飲み込む」です。
飲み込まないことには栄養にはなりませんので噛んだ後は飲み込むことが大事です。
「当たり前じゃないか!」っと言われそうですが、、、
噛むことは意識して行なえますが、飲み込むことはほぼ無意識に行なっていることが多いんです。
そして飲み込むには意外と筋力が必要なんです。
アゴの下やノド周辺(通称ごっくん筋)の筋肉が衰えると、
飲み込みが悪くなり、誤嚥性肺炎になる可能性が高くなります。
最後に「楽しむ」ですが、
好きなものを食べたり、美味しいものを共感したり、料理の見た目で感動したりすることは
食べることで一番大事と言っても過言ではありません。
孤食よりは共食
静寂よりはBGM
楽しく安全な食事を心がけたいものです。。