福祉でまちづくりを進める
社会福祉法人ヒューマンライツ福祉協会

やまゆりレター★ガウン着脱訓練

5月26日に、新型コロナウィルス感染症が5類へ引き下げ。

ご家族面会もはじまりました!

でも、「コロナウィルスは変わらない」し、「感染力や引き起こされる症状が変わったわけでもなく」

日常に少しずつ、軸足を移しながら、この日に向けて、もしもの備えはしてきました。

陽性者や疑い者が出た時に、すぐにゾーニングをして、ガウン着脱ができるように。

感染症対策物品を、まとめてケースに保管しています。

陽性者が出たら、すぐにこれを運ぶだけ!

看護師の指導のもと、常勤、非常勤の区別なく、全員がガウンを適切に着られるか、

そしてより大切なことは、適切に脱ぐことができるか、テスト、復習しました。

こちらの画像をご覧ください。

陽性者が過ごす居室前に、感染予防物品一式をカートにセットしています。

居室が汚染されたレッドゾーン。

その外でガウンを着て、レッドゾーンでケアを済ませたら、ベランダへ出てガウンを脱ぎ、消毒。

ウィルスが持ち込まれないように、動線を考えています。

一時期は、クラスターとなって、大変な想いをしたスタッフたち。

実践が何よりの学びとなり、みんなスムーズに脱着してくれていました。

2階は、3階と違いユニットが2つ隣接。どこまでをレッドゾーンにするのか。

ユニットから外の玄関をクリーンゾーンと設定し、ユニット内でガウンを脱ぐことに。

エアロゾルが発生したら、ドアを開放すると内部が汚染されるかも、

だからベランダから窓を通して出入りしよう…

これまでの3年間、しんどい思いをしてきた経験をゾーニングや動線の工夫に生かしています!

でも、感染症予防に大切なことは、

*手洗い

*陽性者発生時の初動

(どれだけ早く隔離できるか)

*体調不良者の早期報告と検査

と、痛感しています。コロナとの付き合いはまだまだ続きます。

ご家族の面会、外出、そして行事と、少しずつ動き出しているからこそ、

気を引き締めていきたいと思います!!!