超高齢化社会を迎えている日本では
紙おむつの消費量がとても多くなっています。
日本で生産される紙おむつの性能は非常に高く(特に吸収力)
海外でも大変評価されており、海外への輸出量が増えたり、
旅行客が大量に購入(おみやげ?)したりしています。
日本の紙おむつはコスパがすごくいいみたいですね。
その紙おむつの消費量の増加で
使用済紙おむつのゴミ処理が問題になっています。
問題は二つあって
一つ目は
≪紙おむつの焼却にコストがかかる≫
おむつ内に水分が多く含まれているので通常の焼却炉の火力
では燃やしにくく、助燃剤を使用する場合もあります。
そのため焼却炉のコストや耐久性が下がったりするそうです。
二つ目は
≪原材料にプラスティックが含まれている≫
紙おむつは原材料にプラスティックを含んでいるため
リサイクルが可能です。
しかし、使用済紙おむつの汚物は水分を多く含んでおり、
通常のリサイクル処理はできないので、
分離や破砕装置を使わなければならず、
特定の処理場でしかリサイクルができていません。
そのため紙おむつのほとんどが一般廃棄物として処理されています。
余談ですが、ドイツのある会社ではおむつに
化学製品を使用せず、使用済紙おむつに微生物を混ぜた粉を
まぶすことによって、使用済紙おむつを堆肥化することができるそうです。
すごい取り組みですよね。究極のリサイクルって感じです。
紙おむつの未来は・・・
紙おむつの吸収力は高いため、本来の用途とは別に地下鉄の水漏れの
応急処置なんかでも見かけたりします(少し異様な光景ですが…)。
本来の目的以外にも需要があったりするので、
今後も消費量は上がっていくと思います。
国土交通省では下水道インフラを整備しておむつを
下水に流せるシステムを進めているそうです。
ということは将来的にはおむつをトイレに
流せることもできるかもしれません(飛躍しすぎでしょうか???)。
使用済おむつは時間が経過すると悪臭がするので、
すぐに廃棄することができればその問題も解決できそうです。
紙おむつの未来は今以上に明るくなりそうですね。。
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