福祉でまちづくりを進める
社会福祉法人ヒューマンライツ福祉協会

ヘルパーブログ 「物損か経年劣化か」

ケア中に利用者様の所有する物品が壊れてしまうことがあります。

壊れた原因はなんなのでしょう?

ヘルパーの過失によるものなのか?もしくは物品の経年劣化によるものなのか?

ヘルパーに過失があった場合、大抵は物件損害いわゆる物損になります。

経年劣化によるものだと物損にはなりません。!!

基本的にはですけど・・・

たとえばケア中にヘルパーの過失でコップを壊すと・・・物損。

通常の使い方をしていて壊れた場合は、

経年劣化や不具合の可能性が高いので・・・物損とはなりません。

とはいえ利用者様との兼ね合いがあるので、

簡単に物損か物損でないかの線引きは難しくなります。

しかし、契約する時などに事前に物損の線引きなどの説明しておけば

クレームになる可能性は低くなると思います。

またヘルパーが物を壊してしまった時の線引きも

事前に示されていれば、対応がしやすくなります。

どんな物にも寿命があります。

 

炊飯器 6年

掃除機 6~8年

洗濯機 7~10年

洗濯バサミ(プラ) 2年

ピンチ付ハンガー(プラ) 3~4年

これが交換の目安となる時期です。

この時期が過ぎるといつ壊れてもおかしくありません。

掃除機ならエンジンやホースの劣化。

洗濯バサミなら紫外線劣化による破損などがあります。

予防策としては洗濯バサミなら使用しないときは屋内に置いたり、

家電などは購入日を記録しておくのもいいかもしれません。