なでしこ居住者さまのご紹介
高齢者グループホームなでしこでは
物忘れが増えてきて、一人暮らしは難しいけれどまだまだ出来ることは自分でしたい方が、今までまったく違う人生を歩んでこられた皆さんと助け合いながら、出来ることを頑張って、楽しく生活しています。
最近よく聞くシェアハウスに近いのかもしれないですね。
さて今回、なでしこでご紹介したい方はこの方!!
いつもニコニコみんなに癒しをくださるNさまです。
他の方のお話も笑顔で何十分も聞いてくださいます。
そんなNさまですが、お昼間だけでなく夜もお元気です。
夜もにぎやかなのが好きなのですが、みんなが寝てしまうと、寂しがられます。
1人でお部屋にいると「さみしいんです」と出てこられます。
夜中の3時を過ぎると目を輝かせてお部屋から出てこられます。
睡眠時間が短いので、お昼間にうとうととすることが良くあります。
いわゆる昼夜逆転となりつつあるのかなと思いました。
スタッフみんなで話し合いをするのですが、
<検討>
①お昼間に活動できることを増やそう
②さみしいなら寝る場所をいろいろ考えてみたらどうか
③それにしても3時に起きて来られて「遅くなってすみません、シャッター開けましょうか」と言うのは何だろう?
<実践>
①Nさまの得意なことは何だろう?みんなでいろいろ考えました。
なんでもニコニコして引き受けてくださります。お昼間にたくさん活動することによって、夜は疲れてよく眠れるかな?
②ひとりで寝るのはさみしいのでしょうか?
リビングに他の施設からいただいた簡易ベッドを置いてみました。目が覚めた時に近くにスタッフがいるので、少し安心された様子でした。
③起きるのが早い
ご実家に行って家族様に自宅での様子を聞いてみました。
家族さま:家に居てる時は、店のシャッターを開けたり、仕込みもしていたからですかね。
゜∀゜!! なるほど! 昔から朝起きるのは早かったのか!
自宅にいる時から朝が早かったんですね。何十年も生活の習慣として早起きをされていたご様子でした。それなら多少起きるのが早くなりますよね
ご自宅でお店をしていたころはお店の顔であるいわゆる『看板娘』として働いておられたので、
地域の食事会に参加した時も、「ころっけ屋のねーちゃんやん!」
とよく声をかけていただきました。
みんなが寂しくないようにいつも何やかんやとにぎやかなグループホームなでしこです。
自宅も近いので暖かくなったらまた散歩に行きたいですね