2024年10月9日
今回、私たちヒューマンライツ福祉協会で「つなぐアシスト事業」を創設しました。
この事業を創設しようと考えたきっかけは
福祉事務所のケースワーカーや医療機関からの相談のなかに、ケガや病気により日常生活に何らかの支えが必要となりサービスを使いたいと思ってもすぐに使えないという現状があったからです。
それはどういうことなのか?例えば糖尿病を患い合併症で目が見えなくなることがあります。突然視力を失い病院に行くことが難しくなります。
誰かの手助けが必要になりますが、障害者手帳を取得するまでには6ケ月の期間がかかります。これは障害の症状が固定するまでという規定があるからです。
障害者の総合支援法では、介護保険制度と異なり、申請時に遡ってサービスが使えず、サービスを利用できるまでに1ケ月半待たなければなりません。
この期間は、何の支援も受けられない “制度の狭間” なのです。
そこで、こういった“制度の狭間”に置かれている人たちに、社会福祉法人として何かできないかを考えました。
ヒューマンライツ福祉協会では、こういった地域で必要なニーズに対して応えていけるよう、地域福祉ファンドを創設し、
社会福祉法人として、地域に貢献したいという思いから『つなぐアシスト事業』を創設しました。
このような相談があれば、いつでもご相談ください。
西成区障害者基幹相談支援センター 📞06-6562-5800
北西部地域包括支援センター 📞06-6568-8400