2024年12月21日
ある日の夕方。
お食事を終えた、リビングでの団らん。
いつもは車いすで、じっと、
みじろぎされないDさま。
何の前触れもなく、立ち上がりました。
「あっ・・・」
と、そばに駆け寄った、若手職員のIくん。
危ないよ、座って
じゃなく、
「お母ちゃん、歩いてみよか」
「別のくるま持ってくるわ」
と機転をきかせ、
押し車をそばへ。
もう何年も使い慣れたくるまのように、
Dさま、押して歩きます。
スタスタスタ
まことにスムーズな足の運び。
一日、ずっと車いす。
そんな日が数週間。
それがウソみたいです。
「お母さん、すごい! 」
昔の、娘さまからの呼び方で呼ばれ、
とくいそうな笑顔(^^)
Iくんのとっさのプレーに拍手!
もちろん、押し車はいつでも手に取れる場所に。