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社会福祉法人ヒューマンライツ福祉協会

ICT機器等を活用した見守り支援システムの実証実験を行います

プレスリリース

 2019年4月24日
社会福祉法人ヒューマンライツ福祉協会

認知症の人が安心して暮らせる地域をめざして
ICT機器等を活用した見守り支援システムの実証実験を行います

社会福祉法人ヒューマンライツ福祉協会(理事長:摺木利幸)は、西成区認知症の人と家族の会(代表代行:澤木八重子)の協力を得て、2019年5月より、西成区内において、認知症の人や家族の方が安心して暮らし続ける地域をめざして、ICT機器等を活用した見守り支援システムの実証実験を行うことといたしましたのでお知らせします。
本実験では、GPS端末とGPS端末を内蔵するシューズを活用して認知症などにより一人歩きにより行方不明になったときに、家族など見守り者や見守りセンター(西成区北西部地域包括支援センター内に設置)のスマートフォンやパソコンから、行方不明者の位置情報を確認し、早期に発見、安全の確保につなげます。
西成区内でも認知症の人が一時的に行方不明となる事例も見られ、全国では警視庁発表によると認知症やその疑いのある行方不明者の人数が15,863人(2017年)を数え、年々増加傾向にあり、事故などに巻き込まれる事態も発生しています。
西成区北西部地域では、すでに街中で認知症などにより困っている人を近隣住民で見守りをすすめる「気配りさん」(住民など200人(件)が登録)の取組みが進められていますが、今回、西成区認知症の人と家族の会に参加する10名の方の協力を得て、ICT機器等を活用した見守り支援システムの実証実験を行い、今後の持続的、効果的な活用方法などの検証をすすめます。
<実証実験の概要>
・期間:2019年5月~2020年3月
・協力者:西成区認知症の人と家族の会に入会されている方で、認知症などにより行方不明になったり、生活上危険な状況となる可能性のある10名程度の方
・実験エリア:おもに西成区北西部地域
・使用機器:GPS機器  トラッキモGPS(㈱トラッキモGPS)
GPS内蔵用シューズ うららかGPSウオーク(㈱トレイル)

問合せ先:西成区北西部地域包括支援センター
〒557-0031大阪市西成区鶴見橋2-12-23
TEL:06-6568-8400 FAX:06-6568-8401
社会福祉法人ヒューマンライツ福祉協会
〒557-0024大阪市西成区出城1-6-24
TEL:06-6636-9900 FAX:06-6636-9955