2024年12月17日
今回の台風21号は大阪の街に大きな爪痕を残して去っていきました。
街の様子は、木々は折れ、電柱は曲がり、フェンスが倒れ、屋根が吹き飛んで行ったりと!!
まるで、怪獣が通り過ぎた跡みたいでした。
それに加えて、停電!!
昔の停電と違い、日常を電化製品に頼っている現代では、ある意味生命線を断たれたような状況に陥りました。
電気で水を供給しているところも多く、断水も各所で起こりました。
本部から緊急で懐中電灯が支給されたので、夜勤帯で行く利用者様宅に持って行きました。
小さな明かりでも、ほっとされる利用者様のお顔を見て、電気の有難さを実感しました。
当ヘルプセンターも停電して、電話が使えないという事態になりました。
利用者様からの緊急電話が鳴らない不安・・・何ごともないように祈るしかない歯がゆさの中、一夜が明けようやく復旧した時には、安堵とともに全身の力が抜けました。
電話復旧後、当日サービスの無い利用者様宅へ電話で安否確認しました。
幸い、お怪我をされた方や体調が急変された方がおられなかったので、安心しました。
今回の教訓として、
明かりの確保・水を蓄えておくこと!!
そして、誰もが思っていた「大阪は大丈夫やろ」の考えを改めること!!
「大阪やからこそ、停電などに弱いんや」と肝に銘じること!!
これからも地震や台風、そして大雨などの自然の驚異が懸念されるので、
落ち着いて、防災のことを考えることが大事だと実感しました!!!
ちょっとホッとするエピソード・・・
利用者様宅でご家族の方と「こんな台風生まれて初めてやね!」と話していたら
80歳をこえていらっしゃる利用者様が、「僕は3回目。室戸とジェーンと今回や」
と、ちょっと得意そうな顔でおっしゃていました。