福祉でまちづくりを進める
社会福祉法人ヒューマンライツ福祉協会

ヒューマンQMアワード2017

「ヒューマンQMアワード2017」を開催しました!

 

真夏を思わせる様な暑さの中、6月30日(土)ににしなり隣保館ゆ~とあいを会場に「ヒューマンQMアワード2017」成果発表会を実施しました。「 QM 」とは、「 Quality Management 」の省略で、この取り組みは、日常業務を行う中で培ってきた専門性を活かした実践の成果を発表し、職員間で刺激し合うことを通して、業務改善および法人ミッションに貢献することを目的とするものです。

年によってテーマは変わるのですが、今回のテーマは

「支援困難ケース等への取り組み」です。

第1部では、全17チームがテーマに基づいて、自分たちの取り組みの成果について、発表を行いました。ふだん、あまり接点がない他チームの事業について知る良い機会になったのではないでしょうか。また、ひとつのテーマから、各チームさまざまな内容の取り組みの実践がなされ、参加されたみなさんも他のチームの発表に感心したり、参考にしたり、などあったのではないかと思います。全チームの発表後、参加者のみなさんの採点を集計した結果、以下のチームが、入賞チームに選ばれました。

1位  相談・生活支援チーム

取り組み内容:西成障害者会館の設立当初の「意志」を改めて確認する取り組みとして、

里帰りデー等を実施しました。

2位  すずらん5階・6階チーム

取り組み内容:利用者様が「その人らしい」生活が出来る様な利用者様中心のケアの

取り組みを行いました。

3位  すずらん3階・4階チーム

取り組み内容:精神疾患がある利用者様が「その人らしい」生活が出来る様に、居住環境も含めたケアの

改善の取り組みを行いました。

 

また、今回よりゲストのみなさんの印象に残ったチームを「ゲスト賞」として表彰しました。

ゲスト賞  やまゆりチーム

取り組み内容:やまゆりで最期を迎えることを希望される利用者様に対し、ご本人様が

望まれる最期を迎えるための看取りの取り組みを行いました。

 

入賞およびゲスト賞に選ばれたチームのみなさん、おめでとうございます!

 

第2部では、懇親会の和やかな雰囲気の中、第1部の入賞チームの表彰に引き続き、2017年度パフォーマンス評価表彰、2017年度サンジョブカード表彰、2017年度資格試験合格者(精神保健福祉士2名、介護福祉士7名)の表彰を行なうとともに、参加されたみなさんの懇親を深めていただきました。

 

今回のQMアワードでは第1部で68名、第2部で53名の方にご参加いただきました。忙しい業務の中、企画に取り組んでいただいた各チームのみなさん、暑さの中、QMアワードのためにご足労いただきましたゲストのみなさん、アワードの運営にご協力いただいたみなさん、さまざまな方のご協力で無事終了することができました。事務局より改めて御礼申し上げます。

なお、今後、表彰チームのコメントを掲載していきたいと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。

 

事務局チームの発表です(人材確保が困難な時代にいかにして人材を確保するかという取り組みでした)。

 

訪問支援チームの発表です(訪問サービスにおける認知症の方の支援方法に関する取り組みでした)。

 

援護福祉チームの発表です(引きこもりの方の外出支援に関する取り組みでした)。

 

すずらん5階・6階チームの発表です(利用者様が「その人らしい」生活を送るための支援に関する取り組みでした)。

 

相談・生活支援チームの発表です(障害者会館の設立当初の「意志」を継承し、発展するための取り組みに関するものでした)。

 

1位の相談・生活支援チームに対し、摺木理事長より表彰状と目録が贈呈されました。2位のすずらん5階・6階チーム、3位のすずらん3階・4階チーム並びにゲスト賞のやまゆりチームにも同様に摺木理事長より表彰状と目録が贈呈されました。

 

みなさん、おつかれさまでした!