福祉従事者向け求人Webサイト

今回取材させて頂いたのは、ホームヘルプセンターのIさんです。

新卒で当協会に入職され、入職してから今までホームヘルパーとして働かれています。

ホームヘルパーの業務では、
利用者の方の居宅に直接訪問し、掃除や洗濯・調理・買い物などさまざまなサービスを行っています。サービス内容については施設でのサービスとあまり変わる部分はないのですが、訪問介護は施設と違って1人で利用者の方の居宅に訪問するため、何かが起こったときの責任は全部自分が負うことになってしまうのだそうです。そのため、知識と判断力が必要になってくるのだと思われます。また、Iさんはサービス提供責任者という役職にも就かれており、ホームヘルパーの業務の傍ら、利用者の方のアセスメント表の作成などの業務も行っているそうです。

当協会に入職されたきっかけについて
西成区内の高校に通われており、西成の地域はとてもよく知っている場所だったのだそうです。また当協会とも関わりが深く、学生時代の職場体験等をきっかけに入職を決められたそうです。

お仕事をされていてやりがいを感じる瞬間は、
利用者の方から「ありがとう」と言ってもらえるときだそうです。ですが、時々利用者の方から何でも「○○やって」と簡単に要求されることもあるそうです。そして、その要求を断ると怒り出す利用者の方もいらっしゃるそうで、そういったときにストレスを感じてしまうのだそうです。こうしたストレスがあったときは、Iさんはプライベートでプラモデル作りやゲームなど、何かの作業に没頭することで解消しストレスを忘れているそうです。

訪問介護サービスは制度上のサービスのため、
ホームヘルパーが行っていい範囲とダメな範囲が明確に分かれており、その範囲を超えて支援することはできないのだそうです。行ってはいけない部分に関しての判断はとても難しいそうなのですが、経験を積んでいけば徐々に身についていくそうです。もし自分だけで判断がつかない場合は、電話で上司に確認して判断することもあるそうです。

自分自身のことを
人見知りだとおっしゃっており、働き始めた当初は利用者の方とうまく話せなかったそうです。ですが今では自分から話を振ることもできたり、笑ってお話したりすることもできているそうです。Iさん曰く、何事も経験が大事、そして長く続けていくことが1番大事だとおっしゃっていました。

今後の仕事の目標をお聞きしました。
これまで立てた目標の中で「5年働く」ことと「介護福祉士の資格を取る」という目標は達成されたそうで、今後はまた次の資格を取ろうと考えているそうです。

話した印象では、
とても気さくで話しやすいなと感じていました。そのため、Iさんから人見知りだとお聞きしたときはとても驚きました。これも、ホームヘルパーとして長く勤められてきたからこそ身についたものなのだなととても感じました。改めて、この度は取材させて頂きましてありがとうございました。