福祉でまちづくりを進める
社会福祉法人ヒューマンライツ福祉協会

すずらん施設長コラム~非認知能力が注目される訳

最近、いろんな場面で見る機会が増えたキーワードが非認知能力です。こどもの教育でも注されていますが、数字に表すことができない、数値化できない、その人がもっている、言わば個性について見直していこうということのようです。例えば、問題解決能力、意欲、忍耐力、自制心、創造性、主体性などが上げられています。確かに、数値化するのは難しそうですが、同時に個人が生き抜いていくうえでも、組織の中で活躍するうえでも必要な要素と言えそうです。そうした視点で周りを観察してみたり、気にかけてみたりするのも大切な日常ではないかと考えます。

10月が目の前に迫り、秋の訪れを感じる季節になりましたが、新型コロナウイルス対策をはじめ、物価上昇、円安など、国が抱える問題は山積しています。国のリーダー、地方の、地域のリーダー、組織のリーダーの非認知能力に関心を持ってみるのも良いかもしれません。季節の変わり目は、いろんな意味で身の回りを見直す時期に適しているのではないでしょうか。