福祉でまちづくりを進める
社会福祉法人ヒューマンライツ福祉協会

すずらん施設長コラム~永遠の命あるがごとく

先日、関東方面に研修に行ってきました。(とはいえ、自分のやりたいことについての研修ですが)調布市の「クッキングハウス」さんは心を病む人が集まり、食事を通して居場所をみつけ、自分を少しずつ取り戻していきます。川崎市のメドトロニックイノベーションセンターでは最新の医療機器モデルをたっぷり見てきました。ペースメーカーの軽量小型化やインシュリン備品の進化は目を見張るものがありました。在宅酸素、シーパップなども将来的には小さくて性能が良いものになると予感します。埼玉県の幸手市では「幸手モデル」と呼ばれる、地域包括支援のあり方を問いかける先進モデルが運営されており、医療、福祉が地域住民をしっかり支えている様子を学んできました。とりわけ、東埼玉病院の中野先生が権利擁護についてなんども語られていた姿勢には感動すら覚えました。

インドの哲学者のマハトマ・ガンジーさんの有名な言葉に「明日死ぬかのように生きよ、永遠の命あるがごとく学べ」がありますね。わたしも10年以上前に同僚のケアマネージャーさんに教えられた言葉です。今さらですが、自らの足らないを知ることが、重要であると感じました。