福祉でまちづくりを進める
社会福祉法人ヒューマンライツ福祉協会

ヘルパーブログ 「ヘルパーの心得10か条」

私がヘルパーの仕事をしていて

必要だと思った10個の心得です。

 

なので個人的な10か条ともいえます(笑)

ヘルパーになりたての方の少しでもお役に立てればと思います。

車いすを押す介護士のイラスト

1.【記録は見やすく】

誰が見るか分からない記録ですから、誰が見ても分かりやすく心がけましょう。

難しい言葉は極力控えた方がいいかもしれません。

2.【スピードより質】

特に家事援助で言えることですが、買物や掃除を早く終わらせるのを

心掛けるよりかは、ゆっくり丁寧に行ないサービスの質を上げた方が

利用者様には好感が持たれやすいです。

3.【移動中も気を抜かない】

訪問先から訪問先への移動中など誰に

見られているか分からないので、人目に気を付けた行動を意識しましょう。

姿勢、みだしなみ、世間は狭いですから…

4.【天気予報は要チェック】

通院・洗濯・移動など天候によってケアする時間が左右されることがあります。

こまめにチェックしましょう。

5.【再確認が肝心】

自分で分かっているつもりでも思い込みで、

利用者様の考えと違っている可能性があります。

情報のすり合わせという意味でも再確認してみるのは大事です。

6.【家電に詳しく】

利用者様宅で「テレビがつかない」「エアコンの調子が悪い」と

言われることがあります。その際に故障以外であれば対応したいところです。

7.【水のトラブルは迅速に】

水道・トイレ・お風呂と水が必要な箇所は生活に密着しています。

出来るだけ早く対応していつもの生活を取り戻してもらいましょう。

8.【その人の価値観を知る】

物の値段を気にする人、プライベートな話が嫌いな人、

時間にきっちりしている人と様々な価値観があります。

その人に寄り添った対応を心がけましょう。

9.【会話のバランス】

ヘルパーと利用者様との会話のバランスです。

ヘルパーが喋りすぎるのはあまりよろしくありません。

全体の会話比率が利用者様の方が高くなるのが理想です。

10.【地図を叩き込む】

利用者様のお宅に訪問してからでないとケアは始まりません。

お宅に辿り着くことは絶対条件です。

そのためにも訪問先への行き方を頭に叩き込んでおきましょう(これが実は大変)。

へルパー10か条

1.【記録は見やすく】      6.【家電に詳しく】

2.【スピードより質】      7.【水のトラブルは迅速に】

3.【移動中も気を抜かない】   8.【その人の価値観を知る】

4.【天気予報は要チェック】   9.【会話のバランス】

5.【再確認が肝心】      10.【地図を叩き込む】

ドードー鳥のイラスト(絶滅動物)