福祉でまちづくりを進める
社会福祉法人ヒューマンライツ福祉協会

すずらん施設長コラム~あえて、性弱説

デルタ株が猛威を振るう中、真夏に戻ったかのような暑さで、高齢者施設の現場では片時も気の抜けない毎日が続いています。このような状況の下でも、2020オリパラは予定通り完走しそうで~少し複雑な心境です。学校現場にも影響が及んでおり、医療、福祉、教育の先行きが本当に明かりが見えないと感じます。

大変な時こそ、楽観論にすがりたくなったり、出来ない理由ややらない理由を探したくなります。わたしも含めて、ひとはある意味弱さを抱えていて、それを積極的に発信しておけば楽になるのに~と考えることもしばしばあります。性弱説にたてば、いろいろと理解ができたり、ものごとに寛容になれたりします。ひとには弱い部分がたくさんあって、それがいつ、どんな場面で出てくるのかは人それぞれですね。

さて9月には敬老の行事が各施設で予定されており、準備が始まっています。利用者様の笑顔がみれる大切な時間です。なんとか状況が好転するようにと願う日々です。