福祉でまちづくりを進める
社会福祉法人ヒューマンライツ福祉協会

すずらん施設長コラム~ポジションが人を作る

まちかどホームすずらんが所属している高齢者居住支援部も新しい体制になって1か月余りが経過しました。新たに管理者になったり、リーダーとして抜擢したり~それぞれに経緯は様々ですが、ピタッとハマっていたり、少し荷が重そうだったり~人がすべてのヒューマンサービスでは、人間観察できる貴重な職場となっています。同じくブログを上げてくださっている「新任職員奮闘記」にも描かれていますように、新しい環境や職務に馴染んでいくのに、それなりに気を遣ったり、いろいろと大変です。もちろん、適応能力の高い方もたくさん見てきました。

新しく登用したり抜擢したときに、大なり小なり不安を感じても、しばらくすると~それなりに落ち着いてきます。不思議に感じていても、ポジションが人を作るとは歴史が物語っていることでもあります。私が管理職の人を観察するポイントはいくつかありますが、特に気をつけてみているのは以下の3点です。①謙虚であること(ポジションが変わっても態度や姿勢が変わらない)②発言の仕方や言葉の選び方③考え方や物事の見方が本質的であるかどうか。

ちょっとした言動や仕草、難局に出会った時の覚悟の持ち方など、ヒューマンサービスではより顕著に表れます。居住者様は人生の大先輩なので、余計に大切な要素になってきます。