福祉でまちづくりを進める
社会福祉法人ヒューマンライツ福祉協会

すずらん通信 11月家族会

11月5日

この日は、毎年恒例、すずらん全体の停電日でした。毎年、この停電の日に家族会を開催し、施設の防災についての説明会を行います。今回は初めて、施設の非常食を皆さんで作って食べるという体験会も行いました。

11時説明会の開始です。この日は、5名のご家族様が来てくださいました。

説明会が始まってすぐ、非常食の粥を作り始めました。今日は、フロアも非常食を食べますので、家族会で粥を作り、フロアに届けるという使命もあります。

箱を開け、道具一式と説明書を出し、ご家族様とみんなで協力しながら作りました。お湯を入れ、蒸らしている間、引き続き説明会をさせていただきました。

今回は、火災の場合と、大震災の場合の2点について、施設の対応の仕方を説明させていただきました。月1回の避難訓練も紹介しましたよ。

また、現在、施設にある非常食や飲料水の紹介、「その非常食をどうやって使用していくか」という、職員の約束等も紹介させていただきました。安心して過ごせるような工夫が盛りだくさんです。

皆さん、真剣に聞いておられました。

説明が終わって、粥が出来上がりました。ご家族様と一緒に、器に入れさせていただきました。フロアに運ぶ分です。

盛り付けている時に、フロアスタッフと、看護師がお手伝いに来てくれ、無事任務完了です。

その後、家族会の皆さんで、自分たちで作った粥と、フロアで作っていた五目御飯、カレーピラフ、ポトフをいただきました。

ご家族様から、「非常に良い体験ができました。」とご感想もいただきました。

また来年も、災害時についての説明会を行います。ぜひぜひ聞きに来てくださいね。