福祉でまちづくりを進める
社会福祉法人ヒューマンライツ福祉協会

やまゆりレター  田舎へ帰る!

田舎に暮らす 妹さま と言ってもご高齢

さんざん文句を連ね、縁遠くなってしまっていたのを

職員の努力もあり数回来てくださいました

一度こちらから行きましょう と声をかけ続け「何で行かなあかんの」

「行きたないわ」「向こうが来たらええねん」の言葉が

「いつ行くの」に変わったのはつい最近

このタイミング 今しかないでしょ!!

良いお天気に恵まれご本人は上機嫌

徳島県の田舎まで約2時間半

妹さんの自宅(本家)に到着すると すぐ下の

妹さんも待っていてくださいました

「いや~来てくれたんや」と手を取りあって涙の再会でした

立派なお仏壇に手を合わせ 「こんなに立派な仏壇置いて

ご先祖さん守ってきてくれてありがとう」と感謝の言葉が

聞かれました

長女として外に出て働きづめだったそうです

「この歳や これで会うこともないやろう」とお互いで言われていました

近くのレストランで一緒に食事をとりながら

親戚のことなど話している様子を見て また

帰路につく車中でも感謝の言葉を何度も言われていたことで

来てよかった 思いを叶えることの大切さを感じる旅となりました

帰って来られてからは、より一層元気に!

日中は歩行器を使って動けるようにまでなっています

毒舌も絶好調です

また帰郷できると良いですね

良い想い出になった旅でした